ステレッパツ

芸能 スポーツ その他

乃木坂・高山一実、完全燃焼で卒業「本当に幸せでした」 東京ドームで涙の最終公演

 花束を受け取りあいさつする高山一実=東京ドーム

 花束を受け取りあいさつする高山一実=東京ドーム

 乃木坂46が21日、東京ドームで「真夏の全国ツアー2021」の最終公演を行い、1期生の高山一実(27)が卒業した。新型コロナウイルスの影響で当初から約2カ月遅れでの節目の舞台。高山は「10年間、本当にありがとうございました。本当に幸せでした」と声を詰まらせた。

 約3時間のステージで完全燃焼した。「最後の日ってこんなに楽しいんだってびっくりしてます」。約4年ぶりの東京ドーム。新曲「君に叱られた」など31曲を披露。ゴンドラや気球から手を振り、最後の思いをかみしめるようにステージを駆けた。

 活動10年。シングル表題曲のセンターはなかったが、全28曲で選抜入り。ムードメーカーとしてグループを支えてきた。「今のメンバーも昔のメンバーも(含めて)、乃木坂のメンバーのことが大好きでした」。多くのメンバーを見送り涙してきた大黒柱。“送られる側”となり、今までと違う感情が駆け抜け落涙した。

 卒業後も芸能活動を続ける。2作の著書を発表するなど、アイドル業と執筆業の二刀流で才能を発揮してきた27歳。「今日の景色を思い出して、これからの人生も頑張って行けそうです」と未来への言葉を紡いだ。最後の曲はカップリング曲での自身初センターの「泣いたっていいじゃないか」。記念曲で、アイドル活動を締めくくった。

 

参照元https://www.daily.co.jp/