競輪の一年を締めくくるKEIRINグランプリ(2825メートル、7周)は30日、静岡市の静岡競輪場で今年のトップ9選手により争われ、初出場の古性優作(大阪)が4分2秒7(上がり11秒4)で優勝した。賞金1億830万円を獲得し、年間獲得賞金2億1056万1000円で初の賞金王に輝いた。
残り1周半手前から吉田拓矢(茨城)を先頭に宿口陽一、平原康多(ともに埼玉)の関東勢が主導権を握り、古性が続いた。最終周回の2コーナーすぎに古性が4番手からスパートし、3コーナーで前の選手たちを一気にまくって押し切った。平原が2着で郡司浩平(神奈川)が3着。