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「笑点」新メンバーに桂宮治 知名度アップへ異例の人気番組出演行脚

 「笑点」に新メンバーとして加わる桂宮治

 「笑点」に新メンバーとして加わる桂宮治

 落語家・桂宮治(45)が、日本テレビ系列で放送されている人気番組「笑点」(日曜、後5・30)の大喜利新メンバーに加入することが1日、分かった。同日の特番「お正月だよ!笑点大喜利祭り」(後3・00)で発表された。

 同番組では落語家の林家三平が、昨年末で2016年5月から5年7カ月務めた大喜利メンバーから卒業した。

 宮治は昨年2月に真打ち昇進。落語芸術協会の落語家では、現会長の春風亭昇太以来29年ぶりの抜擢(ばってき)で話題を呼んだ。現在、BS日テレ「笑点特大号」の若手大喜利に出演している。

 30歳で化粧品のセールスマンから転身を決意、08年に桂伸治に入門した。神田伯山ら11人のユニット「成金」のメンバーとしても活動。三遊亭円楽が「活(い)きがいいね。元気がある」と評すれば、林家木久扇も「とっても落語が面白い。その場の空気を作るのがうまい人」と絶賛する人物だ。

 ところがこの日、番組にはなぜかリモート出演。司会の春風亭昇太から知名度不足を指摘された上で、同局系列の「踊る!さんま御殿!!」、「人生が変わる1分間の深イイ話」、「1億人の大質問!?笑ってこらえて!」、「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」、「世界まる見えテレビ特捜部」などに出演指令。知名度が上がればミッションクリアで、晴れて正式な新メンバーになるという。

 また、春風亭昇太は「宮治くんが来るとなると、どこに座るのかな」と席順を思案。「席替えもあるかもしれないですね」と含みを持たせた。番組では昨年5月、55周年の節目となった放送で円楽が司会を務め、“強権発動”で29年ぶりに席替えが行われていた。

 

参照元https://www.daily.co.jp/