嵐・相葉雅紀(39)がMCを務める日本テレビ系「I LOVE みんなのどうぶつ園」(土曜、後7・00)と、NHKの不定期特番「家族になろうよ」が「共同プロジェクト」を立ち上げ、初タッグを組むことが10日、分かった。出演者の相互乗り入れを行うなど、それぞれの番組内で交流を図る。相葉は「またひとつ花が咲きました。すごく意味のある事だと思います」などと心を躍らせた。
保護猫、保護犬に関する企画を放送してきた両番組が、画期的なタッグを組む。両局調べによると、13年の「NHK×日テレ60周年」、18年の「同65周年」時を除けば、番組単位での共同プロジェクトは初めてという。
「家族に-」側からのオファーで実現。23日の放送が、番組第6弾にして初の地上波放送となることで新しいトライアルについての議論の末にコラボ案が浮上。「-どうぶつ園」側も快諾したといい、同番組の黒川高プロデューサーは「“志が同じ”というだけで、今日まで話し合いは驚くほどスムーズに進んだように思えます」と振り返った。
プロジェクトの内容は2つ。一つは「家族に-」の放送の中で「-どうぶつ園」に登場した保護犬や保護猫の家族を募集すること。もう一つは出演者の相互乗り入れ。19日放送の「-どうぶつ園」にNHKの鈴木奈穂子アナウンサー(40)がゲスト出演。23日放送の「家族に-」には、日本テレビの市來玲奈アナウンサー(26)とサンシャイン池崎(40)がゲスト出演する。相葉のトリミングに密着したVTRも放送される。
局の垣根を超えたプロジェクトの実現。相葉は「番組で保護犬や保護猫の活動を行ってきて、またひとつ花が咲きました。今回は局を超えて、番組同士でタッグを組めたという事が、すごく意味のある事だと思います」と意義を強調。鈴木アナは「日本テレビの人気番組に自分が出演するなんて…まだちょっと信じられません。1匹でも多くの保護犬や保護猫が新しい家族と出会えたら嬉しいです」と胸を高鳴らせた。