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いばらき大使のカミナリが栃木県で人気の理由は U字工事にも負けていない?

カミナリ・竹内まなぶ、石田たくみ
カミナリ・竹内まなぶ、石田たくみ

 関西を始め、その土地独自の企画で地元の人たちを楽しませている地方番組。最近では、民放公式テレビポータルTVerでも地方の番組が配信されており、人気番組ともなると、全国放送のドラマやバラエティーを押しのけてランキングに食い込むこともある。

 地方番組の中でも特徴が二分化している。北海道出身の大泉洋が出演する『1×8いこうよ!』(STV札幌テレビ)や、かまいたち山内健司の地元・島根県に本社があるテレビ局が制作の『かまいたちの掟』(TSKさんいん中央テレビ)など、地元出身タレントが地方バラエティーを支えるケースと、東京出身の三四郎が出演する『Dearボス』(広島テレビ)や、大阪の霜降り明星がMCの『霜降り明星のあてみなげ』(静岡朝日テレビ)など、縁もゆかりもないが、番組側の意向や、スタッフのお笑い愛が強くキャスティングをされ、出演している番組がある。

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 そんな中、あの芸人が意外な土地で活躍しているのをご存じだろうか。出身の茨城訛りのドツキツッコミを武器に、2年連続『M-1グランプリ』ファイナリストになった漫才師だ。

 「カミナリ(石田たくみ、竹内まなぶ)ですね。彼らのイメージは茨城県。いばらき大使にも任命されていて、茨城をPRする立場にあります。そんな彼らが、同じ“訛り”のイメージがある栃木県でレギュラーを持っているのです。とちぎテレビで放送されている『カミナリのチャリ旅!』は、シーズン5まで放送されている人気番組。栃木と言えば、同じ漫才師のU字工事(福田薫、益子卓郎)がいますが、彼らに匹敵するほど、地元の人から応援されているようですよ」(芸能ライター)

 カミナリの活躍は栃木だけにとどまらない。名古屋の中京テレビで『シネマBAR』と『喫茶ソルセオ』のレギュラー、宮城県の放送局『お笑い合戦 独眼竜カミナリ』(khb 東日本放送)では若手のネタバトルのMCを担当と、東京でレギュラーを持ちながらも、地方でも大活躍しているのだ。

 仕事に真摯に取り組んでいるからこそ、縁もゆかりもない地方局の番組で愛される存在になったカミナリ。今や地方番組は、東京の番組で活躍するための“踏み台”ではない。2人にとっても貴重なライフワークになっているだろう。

参照元:https://dailynewsonline.jp/