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『ドライブ・マイ・カー』三浦透子が助演女優賞「かっこつけない」がかっこいい運転

 助演女優賞を受賞した三浦透子(撮影・園田高夫)

 助演女優賞を受賞した三浦透子(撮影・園田高夫)

 東京映画記者会(デイリースポーツなどスポーツ紙在京7社で構成)が制定する「第64回ブルーリボン賞」の受賞者が23日、決定した。恒例の授賞式は、コロナ禍で昨年に続き中止となっている。

 米アカデミー賞で作品賞を含む4部門ノミネートの「ドライブ・マイ・カー」から、三浦透子(25)が助演女優賞に輝いた。子役出身でキャリアは長いが、賞は初めて。「今までの作品の中でたくさん見ていただけた実感があります」と、はにかんだ笑顔で喜んだ。

 妻を失った主人公の運転手役。撮影前、運転免許は持っていなかったが、濱口竜介監督から「運転が上手な顔をしているから大丈夫」と言われ、役をつかんだ。三浦流のかっこいい運転は「基本に忠実にやる。かっこつけない」ことだという。

 昨年のカンヌ国際映画祭ではレッドカーペットを歩き、「映画ってこんなに求められているんだと実感できたのは助けになる」。アカデミー賞には「実感を持てるものではないけど、初めての経験をさせてもらえてるなと思う」と率直に語った。

 助演女優賞を受賞した三浦透子(撮影・園田高夫)

 助演女優賞を受賞した三浦透子(撮影・園田高夫)
 

参照元:https://www.daily.co.jp/