初優勝を飾り、トロフィーを手に笑顔の西郷「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・最終日」（６日、琉球ＧＣ＝パー７２）
首位と５打差の８位から出た西郷真央（２０）＝島津製作所＝が、６バーディー、１ボギーの６７で回り、通算１０アンダーとして逆転でプロ初優勝を飾った。２０２０－２１年シーズンは２位が７度と優勝にあと一歩届かなかったが、今季開幕戦で悲願の頂点に立った。
優勝会見を終えた西郷に、師匠で男子のレジェンド、尾崎将司から祝福コメントが届いた。「西郷どん優勝おめでとう。何と言ってもゴルフに対する考え方や取り組み方が優等生で、プロの中でもそのゴルフ頭脳はトップではないかと思う時がある。今回の優勝では２位にはない副賞がたくさんもらえる喜びを知っただろう。早めの２勝目を期待する」
西郷は「自分も早くジャンボさんからコメントをもらえるよう優勝したいと思っていたので、すごくうれしい」と喜んだ。
大会前には以前から使う重いタイプに加えて、ヘッドスピードを上げるための軽い素振り棒をプレゼントされた。「ここに来る１週間前までずっとジャンボ邸で素振りをして、しっかり振れるようにやってきた。今週それが少し生きてくれたかな」と感謝した。
