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関ジャニ∞の村上信五「リンガーハット通い」から判明した一途な性格

村上信五
村上信五

第108回 「リンガーハット

 アイドルだって飯を食う。残念ながら歳もくう。関ジャニ∞村上信五が今年1月に40歳を迎えたとは、さすがに信じられない。童顔にも救われているが、いい意味で、言動にも重みがなく、まさに永遠の父っちゃん坊や。個人的につい見てしまう深夜番組No.1、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)を通じ、村上は最も親近感を抱いているジャニタレなのだ。

 実は81年5月生まれの横山裕が先に40代に到達し、NTTレゾナント運営のランキングサイト「gooランキング」が昨年1月に、20~40代男女500名の複数回答を元にした調査、『2021年で40歳と聞いて驚く男性有名人ランキング』でも3位になっている。ちなみに2位は渋谷すばるで、1位は星野源

4位の杉浦太陽以下の大方は結婚もし、子どももいるので年相応に見える。

村上信五は「味音痴」呼ばわり

 同じ調査を今年したらどうなるのだろう……と思ったら、懲りずにやっていて、 村上は堂々の3位だ。2位は滝沢秀明で1位は小栗旬。ん? 明らかに彼らのほうが落ち着いて見えるけど。同票で4位は相葉雅紀櫻井翔、6位が向井理で7位が綾野剛……。この顔ぶれなら信五ちゃんが1番じゃなきゃおかしいだろう。まぁ、四十路になって若く見えるってことは、それなりの年輪を重ねていないともいえ、村上も素直に喜べないだろうなぁ。

 『月曜から』などの番組でもよく村上は味音痴呼ばわりされ、あまりグルメな印象は受けない。

しかし、16年03月31日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ)では『大ヨコヤマ物産展SP』と銘打ち、「村上信五が今、もう一度食べたい絶品グルメBEST5」を紹介している。

 そのラインナップはなかなか通で、奄美大島で食べたご当地グルメの定番・鶏飯、浅草の庶民派ながら高品質の焼肉店「本とさや」の特上カルビ、恵比寿のカフェ「マーサー ビス エビス」のティラミスシフォンケーキ、ミシュラン1つ星の蕎麦の名店「玉笑」の熱もりせいろそば、ソムリエの田崎真也から教わった熱海「まご茶亭」のなめろう丼とバラエティに富む。

■いつも一人で「リンガーハット

 もっとも、村上が常食しているのは長崎ちゃんぽん。それも全国チェーンの「リンガーハット」でだ。17年4月22日の『王様のブランチ』にメンバー一同と出演した村上は、「ちゃんぽんにハマってる」「多い時は週3回」「いつも一人で食べに行く」と語り、錦戸亮が顔を歪めながら心配する一幕もあった。錦戸としては「一人じゃなくて、誰かと行ってほしい」らしい。

 仲間を思う気持ちはわかるが、ファミレスっぽい雰囲気ながらカウンターもあり、リンガはソロ飯に合う店。村上はその居心地のよさにも気づいたのだろう。

そして、同年11月20日放送の『ありえへん∞世界』(テレビ東京)では、「なんでも鑑定団!合体コラボ&工場見学 2時間SP」と題し、関ジャニからも村上・丸山隆平安田章大の人が出演。スタッフはそこでリンガの佐賀工場まで赴き、全店舗でまったく同じ味を出せる「衝撃の企業秘密」も探った。と謳いながら、結局は秘密は明かされずに終わるのだが……。

 というのも、機械で豚のブロック肉がスライスされ専用マシンで炒められ、その後、急速冷凍されて他の具材と組み合わされ、1人前ずつパック詰めになる様子などは公開するが、肝心のスープのレシピはトップシークレットで、「工場長も知らない」というオチがつく。そもそも、チェーンなら全店舗でまったく同じ味を出せなきゃ意味がなく、だからこそセントラルキッチンなわけで、と思うが……。

■週1でリンガーハットに通う

 だが、そのVTRを見ては感激もひとしおの村上を眺めるのは楽しい。村上はそこでも「週1でリンガーハットに通う」と明言。チャーハンの製造工程が紹介されるのを見て、「ちゃんぽんのスープをくぐらせて、スープチャーハンみたいにして食べたら、メチャクチャおいしいんです!」と力説し、丸山に「めっちゃ決まってるやん」と突っ込まれると、「それはいろいろ食べてみて、これがベストだなって」「俺のリンガーやから!」と熱烈ファンぶりをアピールした。

 これにはSNSも沸いて、「村上流チャーハン、今度家でやってみる!」「リンガーハット行きたくなってきた」とポジティブな反響もあったが、「店でこれやってる人がいたらドン引きする……」「村上の食べ方汚いでしょ。どう考えても」「チャーハンをスープに浸すとか聞いたことない、気持ち悪いよ」「いやいや、マナー悪すぎでしょ」といった反応も少なくなかったという。

 しかし、そうしたコメントの発信者は自らの情弱ぶりを露呈しているだけ。元祖と呼ばれる有楽町の慶楽はすでにないが、一流ホテルに入った高級中華店でもスープチャーハンを提供しているのです。町中華の愛好家もチャーハンを頼むと、最後にはお供のスープに浸して食すもの。リンガのちゃんぽんがチャーハンに合うかはそもそも微妙だが、神楽坂の「龍朋」のこってりスープだって、しまいにはザブッとチャーハンにかけてしまう。

村上信五は一途な性格!?

 いや、それより村上よ、リンガの油臭いパラパラなだけのチャーハンが旨いか? まさかあの小ぶりで具の少ないペナペナ博多風餃子も評価するのか? だいたい、肝心のちゃんぽんの味が最近薄く感じないか……?

 まぁ、それもぼくがたまに食べるだけだからそう感じるのかもしれない。いわゆる「ゆでガエル理論」で、日々リンガを愛好していれば、それも慣れっこになっちゃうのかもしれない。そんな一途な村上君を愛おしく思う反面、早く料理上手なお嫁さんをもらうべきではないかと、錦戸のように老婆心が働いてしまうのだった……。

 

参照元:https://dailynewsonline.jp/