俳優・中村倫也(35)が舞台「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~」(10~11月=東京芸術劇場プレイハウスなど)で主演を務めることが27日、分かった。ベートーベンの生涯の愛や喪失を描く、韓国生まれのミュージカルの日本版初上演。タイトルロールの中村は、演出を手掛ける河原雅彦氏(52)と7年ぶりにタッグを組む。
コロナ前に交わしたという会話を、「『いつか本格ミュージカルをやりたいんだよね』。パンクロック&歌謡曲好きの河原さんにそんな願望があるなんて知りませんでした」と紹介。「いつかそんな作品のオファーが来たら、と覚悟を決めていました。つまり、僕ら二人にとって、大意欲作、でございます」と気合を込めていた。