俳優の中井貴一（６０）が２０日、都内で行われた主演映画「大河への道」公開初日舞台あいさつに、共演の松山ケンイチ（３７）、北川景子（３５）らと登壇した。
立川志の輔（６８）の新作落語にほれ込んだ中井が企画を担当。日本初の実測地図に挑んだ伊能忠敬を主役にした大河ドラマの企画が進む現代と、江戸時代を描く。６年間、本作に携わってきた中井は「みなさんのもとに育ててきた娘を届ける気持ちで立っています」と感慨深そうに語った。
昨夏、京都で撮影されたが、冷夏で台風も多く難航。「一日だけは台風の中で撮影した。風でカツラが飛ぶというのは初めての経験でした」と苦笑いした。
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