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【安田記念】ダノンザキッド 念願の偶数枠 安田隆師「左回りは合う、仕上がりいい」

 好枠をゲットしたダノンザキッド

 好枠をゲットしたダノンザキッド

 「安田記念・G1」(5日、東京)

 秘めた闘志はレースで出せばいい。中山記念7着からの反撃を期すダノンザキッドは3日、朝一番の栗東坂路をじっくりと登坂。落ち着いた様子で4F67秒6を刻み、安定した精神状態を誇示した。

 「先週の坂路ですごくいい時計(4F50秒8)を出してくれました。今週はある程度、加減して軽めに。いい状態で臨むことができそう」。気持ちのオンとオフの切り替えがしっかりとできている姿に、安田隆師の表情も緩む。

 枠順は2枠4番。「どこでもいいと思っていたので、それほど気にはしていなかったのですが、偶数が欲しかった」とトレーナーは歓迎の姿勢。前走が発馬であおって力を出せなかっただけに、後入れの偶数番を喜んだ。

 この中間はコース主体の追い切りから坂路へと切り替え、変化を求めた。その効果で微妙な精神状態をコントロールすることに成功。万全の仕上がりでG1へと挑む。「中間は体重を気にすることなく調整してきました。仕上がりはいいと思うし、手前をスムーズに変えられる左回りは合う」と自信の指揮官。ベストのマイルで全能力を解き放ち、20年ホープフルS以来となる復活Vを果たす。

 

参照元https://www.daily.co.jp/