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11連敗のエンゼルス、大谷翔平の二塁打で久々に打線つながるものの…まさかの大逆転負け

大谷翔平が4回に二塁打、エンゼルスは9回に逆転サヨナラ弾喫し最長11連敗
8回にエンゼルスのイグレシアスから同点満塁本塁打を放ちガッツポーズのハーパー(右)=AP
8回にエンゼルスのイグレシアスから同点満塁本塁打を放ちガッツポーズのハーパー(右)=AP

 起爆剤となったのは大谷翔平だ。四回、内角に食い込むカットボールをうまくさばいて右翼線への二塁打とし、無死二、三塁。続くトラウトが絶不調とはいえ、この状況は相手先発のギブソンには相当なプレシャーになったはず。フルカウントの末に歩かせると、4番のウォルシュが高めに浮いた球を見事に捉え、右前に2点適時打を放ってみせた。

 さらに5番アデルが必死に走って三塁への適時内野安打をもぎとり、7番スズキの中前打と8番ウェードのスクイズ一塁手が野選)でたたみかけ一挙に5点を奪った。

 ただ、今のエンゼルスは悪い方へ悪い方へとシナリオが進む。八回表に1点奪い、リードを4点としたその裏、左腕ループが一死満塁のピンチを招き、イグレシアスが先月27日以来となるマウンドへ。カード初戦の3日に2本塁打を放ち、最も警戒すべきはずのハーパーに同点の満塁アーチを浴びた。

 イグレシアスは九回も続投。味方が1点勝ち越してくれただけに汚名返上の絶好の機会だったはずだが、二死一、二塁のピンチを招いて降板。ここでよもや、ハーゲットが9番打者のストットに逆転サヨナラ3ランを浴びるとは――。

 2016年以来、6年ぶりの11連敗でとうとう借金1に。どうにも投打の歯車がかみあわない。

 

参照元https://www.msn.com/