十分に乗り込まれてきたカルロヴェローチェ(撮影・北村雅宏)17年ダノンプレミアム、20年ダノンザキッドといったG1馬を輩出してきた宝塚記念当日の阪神芝1800メートル新馬戦。21年もキラーアビリティがデビュー(5着)するなど注目度は増すばかりだ。22年はドゥラエレーデ、カルロヴェローチェがスタンバイ。いずれも好パフォーマンスを見せてくれそうだ。一方、21年ジオグリフがVを決めた25日東京芝1800メートルにはレッドディライトが登場。こちらも初陣に向けて好気配を漂わせている。
祖母にスプリント重賞5勝を挙げたシーイズトウショウを持つカルロヴェローチェ(牡、父シルバーステート、栗東・須貝)が、満を持して素質馬ぞろいの一戦に臨む。須貝師は「いいセンスがある。“伝説の新馬戦”だっけ?今回も結構なメンバーがそろったけど、楽しみだね」と強気の姿勢だ。
9日に栗東坂路で4F50秒9-36秒7-12秒2の好時計をたたき出すと、15日には栗東CWで先輩僚馬と互角以上の走りで非凡な速力を披露。最終リハ(栗東芝)は体重の軽い見習騎手の騎乗ながら、ショウナンガニアン(4歳1勝クラス)を難なくちぎってみせた。
「スピードもそうだし、他の馬を怖がらない。折り合いも十分。しまいは切れるからね。レースでも流れに乗ってほしい」と指揮官は大きな期待を寄せている。