千葉県警柏署が29日、KAT-TUNの元メンバー田中聖容疑者をJR柏駅西口付近で覚醒剤を所持していた疑いで現行犯逮捕したことを、各メディアが報じた。
報道をまとめると、29日午後5時半ごろ、警察官が柏駅周辺を警戒中、目をそらしたり、慌ただしくしている、不審な様子の田中容疑者を発見。
田中容疑者は名前を語らず、歩いて商業施設に入ったりと、警察官の職務質問に応じなかったため、警察官は令状を取り、身体検査を実施。
元KAT-TUNの田口淳之介、土下座が原因で露出減? 現在は新たなファン層獲得か
その結果、田中容疑者の右腰とズボンの間に、覚醒剤が入ったチャック付きビニール袋が見つかり、午後10時半ごろ、現行犯逮捕。警察は、入手経路や所持していた目的を捜査しているという。
田中容疑者は、17年5月に都内で大麻を所持していたとして大麻取締法違反の疑いで逮捕されたが、その後、釈放され不起訴処分に。
しかし、今年1月30日に名古屋市のホテルで覚醒剤約0.16グラムを所持したほか、2月24日ごろに同市のホテルで覚醒剤を使い、同日に所持容疑で逮捕された。
3月末に保釈された際には、自身のユーチューブチャンネルで、「たとえ、どんな理由があろうとも、してはいけないことをしてしまったという事実は、決して許されるべきではないと思っております」などと語り、反省した様子だった。
そして、6月10日、名古屋地裁で初公判が開かれ、同20日に懲役1年8か月(求刑懲役2年)、執行猶予3年の判決を言い渡されたばかりだったが、判決を受けてからわずか9日での再逮捕となった。
「名前の知られた芸能人が、これだけの短期間で再逮捕されたケースは記憶にない。おそらく、保釈された時から薬物使用を再開していたのでは。ほぼ、実刑は確定で、3年ぐらいは刑務所で過ごすことになるのでは。もはや、刑務所暮らしでもしないと、薬物依存を断ち切ることができないような末期状態だったようだ」(全国紙司法担当記者)
今後の田中容疑者の供述が注目される。