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大谷翔平20号ロケット弾でも「焼け石に水」

ブレーブス戦の3回、右前打を放つ大谷(AP)© 読売新聞 ブレーブス戦の3回、右前打を放つ大谷(AP)

 23日(日本時間24日)に米ジョージア州アトランタで行われた大リーグのブレーブスエンゼルス戦で、1番指名打者で出場した大谷翔平が2年連続3度目の20号本塁打を放った。9試合ぶりの一発で低迷するチームに勢いをもたらしたかったが、実際は、むしろ「焼け石に水」。2-7で大敗し5連敗となった。

 6点をリードされた五回、一死走者なしの場面で大谷の20本塁打は飛び出した。低めのチェンジアップに体勢を崩されることなく、柔らかいスイングから放たれた打球は、打ち出し角度22度の超低空ライナー。それがそのまま、右翼スタンドに突き刺さった。地元の実況は「ロケット」と表現。投手として11三振を奪った翌日に弾丸ライナー本塁打に驚きを隠さなかった。

 ただ大谷の笑顔は控えめだった。ベンチに戻ってチームメートとハイタッチする際も、今季恒例となっている白いカウボーイハットはかぶらなかった。ここのところ、快投で何度も連敗を止めてきた大谷だが、ホームランではチームを勝利に導くことがなかなかできない。この日は守備のミスもあり、大量失点。これで大谷が本塁打を放った試合は6連敗となった。試合の大勢に影響のない本塁打だったからか、AP通信とUSAトゥデーは、試合終了後3時間が経過しても、大谷がホームランを打った写真を配信していない。

 背中を痛めて故障者リスト入りしている主力のトラウトの復帰は月末とみられている。エンゼルスが苦境から抜け出せない。

参照元https://www.msn.com/