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「期待感しかない1勝馬に賭ける」朝日杯フューチュリティステークス

藤川京子
藤川京子

 例年のメンバーと比べると、2歳戦ではありますが前走の持ち時計が全体的に遅いように見えます。20年に行われたこのレースは未勝利戦1勝馬が勝った事もあり、馬柱で見るより差は小さそうです。また、先週阪神の1600mの牝馬戦でしたが末脚組が馬券に絡んだことから、それを踏まえて今回のメンバーを見渡すと、デイリー2歳Sで末脚を使って2着だったダノンタッチダウンが良さそうに見えます。前走は10頭立ての後方から更に最終コーナーはフルゲートのような大外を回して、最内でハナをきって勝ったオールパルフェと0.1秒差の2着。今回は17頭立てですから、万が一前走と同じような大外回しでも、末脚を使って上位争いになると思います。

 それとオオバンブルマイが、前走の京王杯2歳Sで4番手の競馬から差し切って勝ちましたので、今回の枠も7番と良さげですから好位置に収められそうなので期待出来ます。気になるのはニシノベストワンで、前走でやっと未勝利戦で勝ちこのレースに参戦してきましたが、ここ2戦とも阪神で前走は末脚を使って勝ってきたので、持ち時計は遅いですが上がりタイムはまずまずでした。エンファサイズも、前走の新馬戦で後方待機からの阪神1600mで勝っています。更に前走は阪神の1400mでタイムは遅かったのですが、連勝中のコーパスクリスティは余裕を感じる走りでした。

 もっと恐ろしいのはFrankel産駒のレイベリングで、大外枠から派手に勝ちました。新馬戦で時計も遅いですが、周りのペースに合わせただけだと思いますから、1戦1勝馬ですが侮れないと言うか期待感しかありませんし、同じFrankel産駒のティニアも既に活躍しています。今回は重賞経験馬より重賞未経験馬に期待して馬券を組み立てようと思ったのは、全体的に持ち時計が遅いのと前々で競馬をする馬が多い事から、ペースが早くなる展開と、逆に先週のレース結果を見て前々で競馬をしたくないと思う騎手が多ければスローペースの展開になり、ゴール前まで大混戦を予想したからです。

ワイドBOX 14、17、12
ワイドBOX 7、9、16
ワイドBOX 2、5、8
ワイドBOX 12、11、15

参照元:https://dailynewsonline.jp/