東京・歌舞伎座で初日を迎えた「壽 初春大歌舞伎」の第2部「壽恵方曽我」に出演した(左から)松本幸四郎、松本白鸚、市川染五郎(スポーツニッポン新聞社)
歌舞伎俳優の松本白鸚(80)が2日、東京・歌舞伎座で「壽 初春大歌舞伎」(27日まで)の初日を迎えた。 先月の公演を約1カ月間休養するなど体調が心配されていたが、第2部「壽恵方曽我」に出演。長男の松本幸四郎(49)、孫の市川染五郎(17)と高麗屋の親子3代共演を果たした。 この日、白鸚は座りながら舞を披露。ラストには立ち上がり、見えを切る場面もあった。関係者は「白鸚さんは健康には問題なく、体を痛めたため休養していたようです」と明かしている。また浅草公会堂では、若手俳優による公演「新春浅草歌舞伎」が3年ぶりに復活した。