俳優・岡田准一(42)が30日、名古屋市と岐阜市で行われた主演映画「最後まで行く」の舞台あいさつに、共演の綾野剛(40)、藤井道人監督(36)と出席した。2都市は今作のロケ地。特に岐阜は綾野の出身地でもあり、"緊急凱旋(がいせん)"が実現した。
名古屋では、岡田が「先ほどみんなと一緒にひつまぶしを食べてきて、元気いっぱいです。撮影を思い出して、地元に帰ってきた感じもあります」とあいさつ。クランクインから5日間、雨を降らせての撮影が行われたといい「1月の深夜5日間、朝までずぶぬれで大変でした」と過酷な現場を振り返った。
また、岐阜では、岡田が「(綾野の)地元ですからね。実家にも連れて行ってくれるって言ってくれました」と話すと、綾野は「どこまでも行きたいですね」とタイトルになぞらえ笑顔。クライマックスシーンでの岡田のアクションについて、「岐阜から各務原の間にトンネルができたようなくらい速い」とご当地ネタに例え、故郷を盛り上げていた。