宝塚大劇場での初イベントにファンが行列

　高さ約４メートルのクリスマスツリーには各組トップスターの直筆メッセージが

２０２４年に１１０周年を迎えた「宝塚歌劇」。その本拠地「宝塚大劇場」（兵庫県宝塚市）で、今年最後のイベント『ＴＯＴＨＥＮＥＸＴＴＡＫＡＲＡＺＵＫＡＣｈｒｉｓｔｍａｓＤＲＥＡＭＭＡＲＣＨＥ２０２４（以下、ドリームマルシェ）』が１２月２０日に開幕した。

３日間限定イベントの初日、２０日朝１０時前には、平日にも関わらず約１００人が並び、開門と同時にスターの撮り下ろしカスタマイズフォトなど、それぞれお目当てのブースに行列ができていった。

２０２４年９月に「グランフロント大阪」（大阪市北区）で開催されたイベント『ＴＯＴＨＥＮＥＸＴＴＡＫＡＲＡＺＵＫＡ「ＤＲＥＡＭＭＡＲＣＨＥ２０２４」』の好評を受け、宝塚大劇場で初めて企画された同イベント。入場無料で、宝塚大劇場の改札外のエリアを満喫できる１４のスペシャルコンテンツが並ぶ。

約４メートルの大きなクリスマスツリーにはオーナメントとともに、各組トップスター直筆のメッセージとサインが飾られ、クリスマスムードを盛り上げる。また、大阪で好評だったスターパネル展示には、前任の彩風咲奈からバトンを受け継ぎ、雪組新トップスターに就任した朝美絢のパネルが新登場。お気に入りのスターと記念撮影をする人たちで賑わった。

その他、今回２５種の新作フォトが登場した全５３種を販売するコーナー「カスタマイズフォト」（１枚５００円）は午前中から大人気で約３０分待ち、会場内のポイントを巡る「デジタルスタンプラリー」のパネルの前には人だかりができた。公演ブルーレイや、スターのサイン入りカレンダーセットなどの豪華景品がサイコロの出目で当たる「ＣｈｒｉｓｔｍａｓＤｒｅａｍＤｉｃｅ」（２００円）では上位景品当選の鐘が何度も鳴らされ、盛り上がりを見せた。

また特設ブースでは、ミニステッカー付きイベント限定ドリンク５種（各８００円）が、ジェラートショップ「ボヌール」ではキャトルレーヴのオリジナルキャラクター「レヴィ」をイメージした「クリスマスドリームマルシェ限定デザート」が販売される。またレストラン「フェリエ」には、イベントロゴを入れた「宝塚ホテルアップルパイ」「フォンダンショコラ」が登場。

雪組カラーのイベント限定ドリンクを手にした女性に話を聞くと「今日は堺市から朝イチのオープンめがけて来ました。雪組の朝美絢さんのファンです。今回スターパネルが登場して、ついにトップスターなんだと嬉しくて、ばっちり撮影しました。お目当てのカスタマイズフォトや、グッズもゲットできたので、このあとも楽しみます」と笑顔だった。

宝塚クリエイティブアーツの担当者は、「例年１２月中旬に大劇場の公演が終了することが多いですが、今年は月組公演が１２月２５日まであり、クリスマスの時期にお過ごしいただけます。この３日間は公演を観に来られる方はもちろん、公演チケットがなくても楽しんでいただけるので、大劇場でクリスマス気分を満喫していただけたら。劇場内のモニターには各組スターのスペシャル番組収録の際のオフショットがどこよりも早く流れますので、こちらもお見逃しなく」と話す。

『ドリームマルシェ』のイベント時間は、１２月２０日が朝１０時～夕方５時、２１日と２２日は朝９時３０分～夕方６時（新規受付は各日３０分前まで）。入場無料。混雑状況により、予告なく入場や受付の制限や終了、整理券の配布等を実施する可能性あり。詳細は公式サイトで確認を。

(Lmaga.jp)

参照元：https：//www.daily.co.jp/

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