<サッカー日本代表練習>円陣で森保監督の話を聞く日本代表イレブン(撮影・西海健太郎)(スポーツニッポン新聞社)
サッカー日本代表 きょう10日に米国戦 日本代表は9日(日本時間10日午前8時37分)に米国代表と対戦する。0―0で引き分けたメキシコ戦から中2日。約4時間半の空路移動に加え3時間の時差がある厳しい条件となる。前日会見に臨んだ森保一監督(57)はコンディションを重視して先発の大幅入れ替えを明言。W杯メンバー入りの当落線上にいるギラギラした面々が定位置奪取をアピールする。 序列を変えるには結果しかない。前日会見で森保監督が「メンバーの大幅変更を考えたい」と明言した米国戦。定位置争いで上田にリードを許すFW陣が目をギラつかせた。メキシコ戦で出番のなかった小川は「メキシコ戦はいい試合をしたが、ゴールを取れなかった。“得点が欲しい時は小川”という印象を残したい」と意欲。町野も「形にはこだわらない。結果を残したい」と力を込めた。 後方5枚のポジションの危機感はさらに強い。ボランチは守田、田中、センターバックは冨安、伊藤、高井、町田らが故障で不在。非常事態でなければ招集外だった可能性の高い選手も多い。 ボランチで実質4、5番手の佐野海は「前に出て行く迫力を見せたい。得点はもちろん狙っていく」と持ち味の球際に加え、得点に絡むプレーを誓った。3バックの右が主戦場の関根は所属するスタッド・ランスが今季から2部に降格。日常のアピールが難しくなり「ラストチャンスというか、毎遠征が勝負」と懸ける思いは強い。 22年W杯カタール大会の登録メンバーは26人だった。従来は23人だったが、新型コロナウイルスの影響で拡大。来夏のW杯北中米大会の枠は発表されていないが、狭き門に変わりはない。目標の優勝には8試合を戦う必要があり、森保監督は「2、3チーム分くらいつくれるように選手層を厚くしたい」と言う。W杯開幕まで約9カ月。激しいサバイバルレースがチーム力の底上げにつながる。
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