ドジャース-ジャイアンツ(19日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(31)は「1番・DH」で先発出場。1-2の五回に2戦ぶりとなる逆転の52号3ランを左越えに運び、ナ・リーグトップで53本塁打のシュワバー(フィリーズ)に1本差に迫った。ドジャースは前日に今季限りでの引退を発表した通算222勝の左腕カーショーが先発。4回1/3を投げ4安打2失点、6三振で降板した。レギュラーシーズン最後の本拠地登板で11勝目を挙げることはできなかった。
地元ファンの大歓声に迎えられながら、ドジャース一筋18年の37歳カーショーが一回のマウンドへ。1番ラモスにいきなり先頭打者本塁打を浴びた。1死後、四球と味方の失策で一、二塁のピンチを招いたが、5番フローレスを空振り三振に仕留めるなど、最少失点で切り抜けた。
その裏の先頭で入った大谷の第1打席。14日(日本時間15日)の前回対戦時に3打数無安打、2三振に抑えられた先発レイと再戦したが、2球で追い込まれ、3球目の内角高めの93・9マイル(約151キロ)直球に差し込まれて浅い中飛だった。
カーショーは二回、2四球で1死一、二塁と再び得点圏に走者を背負ったが、ラモスと2番アダメズをともに二飛に打ち取り、無失点でしのいだ。
その裏に6番ロハスの7号ソロで同点に追いついてもらったカーショーだが、直後の三回に勝ち越し点を献上した。1死後、4番チャプマンに右中間二塁打を打たれ、フローレスには中前適時打を許した。さらに、6番シュミットを四球で歩かせ一、二塁とされたが、7番エンカーナシオンを遊ゴロ併殺打に打ち取り、ガッツポーズを見せた。
その裏の1死で回った大谷の第2打席は、1ストライクから真ん中高めの94・4マイル(約152キロ)直球を打ち返して中堅左へ。ライナー性の打球をフェンス手前まで飛ばしたが、中堅手のグラブに収まり2打席連続の中飛だった。
カーショーは四回、先頭の8番ベイリーに中前打を許すも、アダメズを空振り三振に仕留めるなど後続を断ち、無失点に抑えた。
カーショーは五回、先頭のディバースから89マイル(約143キロ)直球が真ん中低めのに決まり見逃し三振を奪った。ここで交代となり、カーショーはマウンドに集まった内野陣とハグし、ロバーツ監督とは笑顔で熱い抱擁を交わした。カーショーは観客のスタンディングオベーションに迎えられながらマウンドを降り、ベンチでは大谷や山本らチームメートと抱き合った。鳴りやまなない喝采を受け再びグラウンドに出て、帽子を取り観客席に手を振って応えた。
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