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【スプリンターズS】トウシンマカオは唯一の全項目クリア 重賞5勝と実績十分!

レースに向け調整されるトウシンマカオ

 「スプリンターズS・G1」(28日、中山)

 秋のG1シーズンの開幕を告げる電撃戦。今年も各路線からスピード自慢が集まった。データ班が猛プッシュするのがトウシンマカオだ。重賞5勝と実績は十分。始動戦のセントウルSは3着にやぶれたものの、叩いて型通りに状態は上向いている。今度こそ、念願のG1初制覇達成なるか-。

 ▼傾向(過去10年)

 00年から秋のG1開幕戦に。サマースプリントシリーズが創設された06年以降、チャンピオンで同レースも制したのは19年タワーオブロンドンだけ。

 ▼人気       

 1番人気〈4・0・2・4〉

 2番人気〈1・2・0・7〉

 3番人気〈3・2・0・5〉

 4番人気〈0・0・1・9〉

 5番人気〈0・2・1・7〉

 勝ち馬8頭が3番人気以内。ただ、3連単10万超えが5回もあるようにヒモ荒れには要注意だ。

 ▼性齢       

  3歳馬〈1・2・1・16〉

  4歳馬〈4・3・4・23〉

  5歳馬〈2・4・2・39〉

  6歳馬〈2・0・2・26〉

 7歳以上〈1・1・1・25〉

 各世代から勝ち馬が出ている。牝馬は〈3・4・6・45〉とまずまず。

 ▼所属       

  美 浦〈4・3・3・25〉

  栗 東〈6・7・7・99〉

  外国馬〈0・0・0・5〉

 数では栗東、勝率では美浦がリード。

 ▼ステップ     

セントウル〈4・4・1・44〉

 安田記念〈2・1・1・5〉

北九州記念〈2・1・1・18〉

 CBC賞〈1・1・0・1〉

高松宮記念〈1・1・0・2〉

キーンラン〈0・1・5・37〉

ヴィクトM〈0・1・0・1〉

 OP競走〈0・0・2・1〉

  海外戦〈0・0・0・8〉

 勝ち馬全頭がサマースプリントS(函館SS&アイビスSDを除く)か国内の春G1から参戦。

 ▼前走内容     

 勝ち馬8頭が4着以内。同9頭が3番人気以内に支持されていた。

 ▼実績       

 勝ち馬7頭が芝千二の重賞を勝っていた。

 ▼騎手       

 勝ち馬8頭が前走から継続騎乗だった。

 ▼決め手      

  逃 げ〈0・2・1・7〉

  先 行〈4・4・2・26〉

  差 し〈5・4・3・48〉

  追 込〈1・0・4・48〉

 勝ち馬全頭が前走の4角を5番手以降で通過していた。

 ▼注目馬 全項目クリアはトウシンマカオのみ。待望のG1初制覇へ、機は熟した。(記録室)

 高柳瑞師「元気いっぱいで1週前追い切りはイメージ通りだった。前走は負けたけど、しまいは伸びていたし、この馬の競馬はしてくれたと思っている。年齢的な衰えは感じていないし、今回は昨年2着の舞台になりますからね」

 〈1週前診断〉美浦坂路で4F54秒0-12秒3。前走後の初時計で馬の気に任せた内容だがフットワークが弾んでいた。馬体が引き締まり、素軽さもアップしている。

参照元https://www.daily.co.jp/

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