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日高のり子の登場がもたらした説得力 『銀河の一票』が生成AI時代に問う「人を救うのは人」

 

日高のり子 (C)カンテレ(マイナビニュース)

人と人とのつながりが、白鳥の声を蘇らせた

■「声が人の記憶になる」「キャラクターと共に生きる」とはどういうことか 本作には、人気声優の梶裕貴が出演している。そしてここに来て、声優界のレジェンド・日高のり子が登場した。 アニメファンにとって日高のり子という名前は、一つの時代そのものだ。『タッチ』の浅倉南、『となりのトトロ』の草壁サツキ、『らんま1/2』の天道あかねなど、日本アニメ史に残るキャラクターを数多く演じてきた。テレビアニメが子ども文化から国民的文化へ成長していく過程を、その声で支えてきた人物と言っても過言ではない。 そんな日高が演じるのは、国民的人気アニメ『ふるるんくっか!』の主人公フルルンを担当する声優・白鳥光留である。面白いのは、この配役が極めてメタ的な構造を持っていることだ。作中の白鳥は、長年愛されてきた人気キャラクターの声優だ。そして現実の日高もまた、何十年にもわたって日本中の子どもたちや視聴者の記憶に刻まれるキャラクターを演じ続けてきた存在。だからこそ、このキャスティングには説得力があった。 もしこれが日高ではなく、他の女優だったら、ここまでの重みは生まれなかっただろう。「声が人の記憶になる」とはどういうことか。「キャラクターと共に生きる」とはどういうことか。その問いを語る資格を持つ人物として、日高以上にふさわしい存在はなかなか思い浮かばない。 そしておそらく、今後さらに興味深い展開が待っている。もし白鳥が、あかり陣営のウグイス嬢を務めることになればどうだろう。選挙カーから響くのは、単なる美しい声ではない。何十年もの間、日本中の子どもたちを励まし、勇気づけ、夢を見させてきた「物語の声」である。それは選挙演説の技術論を超えた、象徴的な意味を持つだろう。 AIの時代になっても、人を救うのは人である。そんな当たり前で、しかし忘れられがちな真実を描いた第8話だったように思う。

参照元:https://news.yahoo.co.jp/

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