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藤原竜也『青のSP』最終回に酷評「浅い脚本」「茶番感がすごい…」

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

俳優・藤原竜也が主演のドラマ『青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―』(フジテレビ系)が、3月16日の放送で最終回を迎えた。その内容に、やはりツッコミの声が寄せられている。

同作は学校内でのトラブルを解決していくスクールポリス・嶋田隆平(藤原)の姿を描いた、警察官と学園エンターテインメントがコラボしたドラマ。最終回では、1年前に起きた元美術教師・岡部(遠藤雄弥)が涌井美月(米倉れいあ)へ起こした暴行未遂事件が、美月と尾崎香澄(鈴木梨央)が企んだ事件だったと判明する。

その後、ひと悶着があったものの、体を張った隆平のおかげで事件は無事に解決。この事件は最終的にマスコミ沙汰に発展し、インタビューを受けた国語教師の浅村涼子(真木よう子)は「確かにこういった事件が起こった以上、スクールポリスは必要だと思われても仕方ない」「教師が叱るときは叱り、守るときは守る。それが本来の学校。スクールポリスは学校には必要ありません。私たちは、スクールポリスが必要のない学校をつくっていきたい」などと信念を語るのだった。

優秀な出演者たちのおかげ?

感動の最終回ではあったが、視聴者たちは終始脚本には疑問を抱いていたようだ。ネット上には、

《なんという浅い脚本》
《脚本ってドラマの心臓で、酷い脚本は藤竜レベルの役者でも殺してしまうことも実感》
《全部見たけど後半にいくにつれ、茶番感がすごかった。脚本があれなのか原作からあれなのか、役者の無駄遣いすぎる》
《結局何が言いたかったんだろう。日本にスクールポリス制度導入するならこんな事があるよ、みたいなのを見せてくれるのかと思いきや、めちゃめちゃ私情まみれなスクポリに、馬鹿みたいに問題の多い学校。挙句の果てにはスクールポリスは要りませんって!? なんじゃそりゃ》

などの指摘が続出している。しかし真面目に怒っている人とは違い、

藤原竜也藤原竜也っぽく暴れるのを見れたのでとても爽快でした》
藤原竜也を楽しむためのドラマでしたね》
《納得いかないラストだったけど、藤原竜也の良さを再認識したドラマだったわ》

といった楽しみ方をしていた人も多い。

もともと同ドラマは、放送開始当時に菅田将暉主演のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)に似ているとツッコミの声があがっていた。最初から最後まで高評価はなかったが、藤原のおかげで打ち切りは免れたのかもしれない。