6回無死1塁、この日3本目の安打を放つ佐々木(8日)=片岡航希撮影(読売新聞)
1か月ほど前のこと。巨人の亀井打撃コーチは、打撃が伸び悩む佐々木に問いかけたそうだ。「なんで、今は脇を開いてんの?」。その助言で佐々木はフォーム修正に着手した。すると、6月までは1割を下回った打率が7月は3割4分に急上昇。月が替わっても好調で、この日はジャクソン攻略の先頭に立った。
一回に152キロの直球を中前にはじき返し、3点を先行する攻撃を呼び込んだ。四回二死一、二塁で迎えた打席ではパンチ力を発揮。「外野手も前に来ていたので積極的にいった」。内角の153キロを引っ張って、右翼フェンス直撃の2点三塁打に。ジャクソンから6点を奪って五回で降板させると、六回も右前打で今季3度目の猛打賞とした。
昨春はオープン戦で打率4割を記録。 新人野手では、阿部慎之助以来、23年ぶりの開幕スタメンを勝ち取った。 亀井コーチの脳裏にあったのは、この頃の姿だ。 バットを肩に担ぐように寝かせる独特の構え。 脇を締めて体の近くからバットを出していた。 「『(バットの上に)お盆を乗せるようなイメージ』と言っていた。 あれができるようになれば、1番打者だって務まると思う」と亀井コーチは話す。
今季は開幕を二軍で迎えて一、二軍を行き来し、「自分の形が分からなくなる時もあった」。 それが今や、外野のレギュラー争いで主役の一人だ。 脇を締め、シャープに振って難敵の速球を仕留めた佐々木は胸を張る。 「この大事な時期に2番とセンターを固定できれば、チームとしても大きい」。 18安打は今季最多で、2桁得点は開幕2戦目以来。 湿りがちだった打線に、伸び盛りの左打者がはまれば面白い。
参照元:https://news.yahoo.co.jp/
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