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“かなだい”が北京五輪へさらに前進!2戦連続日本歴代最高 怒とうの日本新4連発

村元哉中(左)と高橋大輔

 「フィギュアスケートワルシャワ杯」(20日、ポーランド

 アイスダンスのフリーダンス(FD)が行われ、RD2位で迎えた同種目転向2季目を迎えた10年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(35)と、村元哉中(28)組=ともに関大KFSC=がフリーでも2戦連続日本歴代最高得点を更新する114・29点をマーク。合計でもNHK杯でマークしたばかりの日本最高得点179・50点を大幅に上回る190・16点の2戦連続日本最高得点で、北京五輪代表入りへさらに前進した。ISU公認大会で初の表彰台となった。

 滑る度に呼吸は一体感を増し、演技は華麗になっていく。FD「ラバヤデール」を見事に演じた“かなだい”は、手を取り合って、熱い抱擁を交わした。得点を見届けると、手をたたいて喜んだ。

 単純比較はできないものの、技術点の10要素のうち、スピン、ステップ、ツイズル、リフトなど7つでNHK杯よりも得点を伸ばした。表現力などを示す5項目の構成点も全項目でアップさせた。

 NHK杯RD、FD、ワルシャワ杯のRD、FDと怒濤の日本新4連発で、高橋にとってはシングル時代を含め4度目、村元にとっては平昌五輪に続く2大会連続の五輪へ、さらに前進した。選考要項の1つであるISUシーズンベストの大幅上積みに成功し、12月の最終選考会となる全日本選手権を迎えることができる。ライバルは全日本3連覇中の小松原美里、尊組(倉敷FSC)との最終決戦。19年の転向発表の時、「これから始まる挑戦の先にある景色が村元選手と一緒に、そして皆さんと一緒に見られるのであれば、それはすてきですよね!」としていた高橋。その絶景はもう間近に迫ってきた。

 ※アイスダンス北京五輪への道

 代表枠は1つ。日本連盟の定めた選考基準では、12月の全日本選手権の1~3位、全日本終了時点でのISU世界ランクの最上位組、全日本終了時点でのISUシーズン世界ランクの最上位組、全日本終了時点でのISUシーズンベスト最上位組、のいずれかを満たすペアから総合的に判断して選出される。

 

参照元https://www.daily.co.jp/