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『SUPER RICH』粗末な展開に悪評が続出「稀に見る駄作」「女優に逃げられて当然」

『SUPER RICH』フジテレビ公式サイトより
『SUPER RICH』フジテレビ公式サイトより

 11月25日、江口のりこ(41)が主演を務めるドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)の第7話が放送。雑に広げた風呂敷をまったく回収しないめちゃくちゃな展開に「稀にみる駄作」「裏切り者がことごとくモブキャラってなんなの?」「どこで何が起こってて誰がどうなってるのか全然わからない」とイラつく視聴者が続出した。

 同ドラマは、ベンチャー企業『スリースターブックス』の破天荒な女社長・氷河衛(江口)が幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求める様をアラフォー女性のリアルな心情とともに描いたオリジナルドラマ。

 第7話では、衛と付き合い始めた春野優(赤楚衛二・27)が夜のバイトを始め、宮村から借りた200万円をわずか4ヵ月で返済し終えたことから、2人は結婚を約束。そんな中、『スリースターブックス』の運営する漫画アプリに何者かの裏切りによって“パクリ漫画”が違法アップロードされ、再び会社は窮地に立たされる。当初は企画を打ち出した碇健二(古田新太・55)の裏切りかと思われたが、犯人はアルバイトとして雇われていた城戸密(結木滉星・26)。城戸は以前『スリースターブックス』が一之瀬亮(戸次重幸・48)の横領によって傾きかけた際に業務提供を持ちかけてきた会社の責任者で、衛が提携を断ったことで出世の道を断たれたことを恨んでいたのだ。

 だが同ドラマではお馴染みの“ご都合主義”展開で、『スリースターブックス』はパクリ漫画によるダメージを受けることはなく、城戸が罪に問われることもなし。どさくさに紛れて、衛は春野と結婚することを社員に報告し、勘付いていた宮村空(町田啓太・31)と今吉零子(中村ゆり・39)以外の社員を驚かせる……という展開だった。

 この短期間で衛は3人の社員に裏切られているが、そのうち2人はインターンとアルバイトという完全なモブキャラだったため「逆恨みでこんなことするか?無理やりだろ」「あんた誰?ってやつが犯人で草」と視聴者は失笑。また、碇しか触れないPCでアップロードしたという話だったが、そもそも衛と春野が同居する小さな自宅兼会社にアルバイトが一人になる時間があるということからして設定が破たんしている。

「また、一番謎なのが第5話から3週に渡って妊娠を匂わせている鮫島彩菅野莉央・28)の存在です。今回初めて妊娠していることに言及していましたが、相手は不明のままのため再び話しが持ち越されることに。ただ最初からいる会社のメンバーでありながら、鮫島は一番存在が薄い存在のため、ネット上では『いつまで妊娠ひっぱるの?』『妊娠ネタ必要?』『なんの伏線?会社辞めるためだけじゃないよね?』と疑問の声が続出しています。すでにつわりが始まってから4ヵ月以上も経っているのにも関わらずお腹が全く目だっていないことにもツッコみの声が上がっています。この“謎の設定”を視聴者に納得させるには、相手が一之瀬でもない限り無理でしょうね」(芸能ライター)

 さらにもうひとつ、視聴者から「いらない設定」と指摘されているのが、中村ゆり(39)演じる今吉零子が衛に想いを寄せているという“百合設定(女同士の恋愛)”だ。これも今回、初めて今吉が衛を好きだということがハッキリと描かれたが、それ同時に今吉とキスする関係にある女性も登場し、「いや、まじで誰?」「突然出てきて『は?』ってなってる」と戸惑う声も多く見られた。

 そのほか、優が不在にも関わらず衛だけを連れ出して勝手に白無垢を着せる優の母・桜(美保純・61)も一体何がしたかったのかわからない。また、春野にしても4ヶ月で200万も稼げる能力があるのなら、5万が払えずに辞めた専門学校は一体何だったのだろうか。

「一部週刊誌で、同ドラマの主演は木村文乃上野樹里安藤サクラなどに打診されていたがいずれも断られ、最後に白羽の矢が立ったのが江口だと報じられていましたが、あまりにもお粗末な脚本に、視聴者からは『これは女優に逃げられて当然』『主演が決まらなかった理由がわかった』と呆れた声もあがっていました」(同)

 もはや恋愛ドラマでもなくなってきている『SUPER RICH』。粗末な展開で悪評が止まらないが、一体どんな終着点に向かっているのだろうか。

 

参照元https://dailynewsonline.jp/