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玉川徹氏「都の基準は用をなさない」医師解説「国の基準なら重症は600人近く」

テレビ朝日

 テレビ朝日局員の玉川徹氏が3日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、新型コロナウイルスに対する東京都の基準を「用をなさない」と切った。

 第6波では感染者は多いが、重症者は少ないという話題で、死者は第5波の数に近づいているということが示された。昭和大学医学部の二木芳人客員教授は、重症者の減少についてはワクチン接種が広まり、医療側も体制が整ってきたためと説明した。

 死者については、これまでウイルス性肺炎で亡くなることが多かったが、第6波では、感染をきっかけに元々持っていた疾患が悪化して亡くなるパターンが増えているという。

 ここで北海道が例に挙げられ、1月は重症者は0だが、死者は27人。このうち25人が70歳以上だった。もともと疾患がありコロナの重症病床に行く前に亡くなる高齢者も多いという。

 玉川氏は「今、ある基準がオミクロン以前の株を基にして作られた基準。東京都の重症基準もエクモか人工呼吸器ってことじゃないですか」とアップデートされていないと指摘。肺以外の部分での症状悪化で亡くなるパターンも増えていることから「都の基準って、実は基準としてあまり用をなさない基準になってるんじゃないですかね」と断じた。「『重症』じゃなくても一気に亡くなる例もあるっていうことで言うと、新しい基準を考えなきゃいけないんじゃないかな」と提案した。

 二木氏は「肺炎とかコロナそのもので人工呼吸器とかエクモを回さなきゃいけない人が東京都の基準での『重症』。これが(2日は)30人ですよね。ところが国の基準、これは600人近くになってますよね」と解説。羽鳥アナは「オミクロンの特徴が都の基準と国の基準の違いに現れている」と追加説明した。

 

参照元https://www.daily.co.jp/