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畑岡奈紗 通算11アンダーで単独トップ「集中して楽しみたい」米ツアー6勝目王手

 畑岡奈紗

 「米女子ゴルフ・DIOインプラントLAオープン・第3日」(23日、ウィルシャーCC=パー71)

 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、第3ラウンドを世界ランキング1位の高真栄(韓国)と並んで首位で出た畑岡奈紗(23)=アビームコンサルティング=は5バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算11アンダーの202で単独トップに立った。2位のハナ・グリーン(オーストラリア)とは4打差。さらに1打差の3位に高真栄、朴仁妃、カン・ヘジの韓国勢3人。72の古江彩佳(21)=富士通、74の笹生優花(20)は通算2オーバーで49位、渋野日向子(23)=サントリー=は71で回り3オーバーの57位だった。

 前日のラウンド中に好転のきっかけをつかんだアイアンショット。畑岡は3日目も精度を高めてスコアを伸ばし、米ツアー6勝目へ向けて絶好の位置に付けた。「チャンスも多く、パットも入ったので、いいラウンドだった」と自画自賛した。

 2番パー5はウエッジでピンそばにつけてバーディー。7番で2メートル、9番で6メートルを沈めてバーディーを奪った。後半は同組の高真栄と一騎打ちの様相となったが、17番パー4で高真栄が第2打をグリーンサイドの小川の方に打ち込み、2度脱出に失敗するなど「8」で大失速。畑岡は18番パー3で難しいアプローチを1メートル半に寄せ、パーで締めくくった。

 今季は好発進しながらも「決勝(ラウンド)で伸び悩み、まだトップ10に入れていない」と不満を募らせてきた。この日は世界ランキング1位を相手に堂々とプレーし、3日間60台をキープ。

 4打リードで迎える最終日。「(優勝争いは)どきどきして手も震えるけど、それに打ち勝たないといけない。集中して18ホールを楽しみたい」と頼もしく話した。

 

参照元:https://www.daily.co.jp/