ガールズ決勝を制した佐藤水菜（左端）＝撮影・高部洋祐「ガールズケイリンフェスティバル２０２２」（１８日、玉野）
開催最終日の１１Ｒで決勝が行われ、佐藤水菜（２３）＝神奈川・１１４期・Ｌ１＝が力強く逃げて快勝。２着は鈴木美教（静岡）、３着には山原さくら（高知）が入った。
強烈な脚力で昨年３着のリベンジを果たした。打鐘４角からカマして強豪を打ち破った佐藤は「１周逃げ切れたのは率直にうれしい」と笑顔を見せた。
自転車競技との両立で多忙を極める中、今年は６月に競技のケイリンでアジア選手権（ニューデリー）優勝。「昨年と大きく違うのはアジアチャンピオンの称号を背負っていること。負けられない気持ちの変化」とガールズケイリンでも無類の強さを証明する完全優勝となった。
来月にはガールズドリームレース（８月１１日・西武園）に出場。「暑さに負けず、より一層白熱したレースを見てもらいたい。一生懸命練習していい姿を」と競技でもガールズケイリンでも貪欲に勝利を目指す構えだ。
