SixTONES・京本大我(27)が、10月スタートの日本テレビ系ドラマ「束の間の一花」(月曜、深夜0・59。Huluでも配信)で連ドラ単独初主演を務めることが1日、分かった。漫画家・タダノなつ氏原作の同名漫画の実写化。余命宣告を受けた同じ境遇の男女が織りなすラブストーリーだ。
連ドラ単独初主演となる京本が演じるのは、大学の哲学講師・萬木昭史。シンガー・ソングライターで女優の藤原さくら(26)が演じる生徒の一花と距離を縮めていくが、ある日、余命宣告を受け大学を辞職する。
一方で一花も、高校2年生のときに「余命2年」を宣告されていた。その期間を越え、女子大生となったが、いつ終わりを迎えるか分からない日々を過ごしている。2人は痛みを分かち合い、互いの生きる希望となっていく。
京本にとって、ドラマ出演は滝沢秀明氏(40、現ジャニーズ事務所副社長)が主演した「鼠(ねずみ)、江戸を疾(はし)る2」(NHK、2016年)以来6年ぶり。「主演ということに、まずびっくりしました」とし、初の“先生”役に「27歳だからこそできる演技で挑みたいと思います」と意気込んだ。
はかなくも温かい恋の物語。「一花という明るいキャラクターがそばにいてくれるからこそ、萬木の気持ちもどんどん前に向いて、一緒に今を生きていこう、今を大事に生きていこうという間違いなく力強い、明るいエネルギーがたくさん詰まっています」とアピールした。
また、ヒロインを演じる藤原は、数年前に原作を読んで心を動かされていたといい、「出演のお話をいただいたときは率直にびっくりしました」と感慨。余命を告げられながらもポジティブに生きるキャラクターで、「前向きでとても明るい溌剌(はつらつ)な役で、積極的に先生にアタックするようなところも、演じるのがすごく楽しみです」と心を躍らせた。