8月22日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』（JFN系）では、MCの有吉弘行がプロ野球選手・中田翔の〝移籍〟に言及する一幕が。その皮肉が効いた有吉のコメントに、ネット上で絶賛の声が続出している。
同日の放送では、暴力騒動を起こした『北海道日本ハムファイターズ』から『読売ジャイアンツ』に移籍した中田選手のニュースを取り上げることに。そこで有吉は「やんちゃ、治らないんだね」と指摘し、「抜けきれないか、番長的な要素が」とため息をつく。
また「日ハム」在籍時に中田選手が〝無期限謹慎〟と言われていたことを話すと、有吉は「巨人行って、いきなりその日から出まーすって。わかんないけどルールが」と苦言。そして移籍で不祥事をうやむやにする野球界に対して、「宮迫（博之）さんとかもそうじゃないの？ 闇営業して次の日、太田プロ来てたらもう出れたじゃん。〝中田翔システム〟だったら」と皮肉を述べていた。
不祥事も即座に解決!? 画期的な中田翔システム「中田選手の騒動が発覚したのは8月11日、チームメイトへ暴力を振るったことが判明して出場停止処分が科されていました。そんな中、同月20日には『巨人』への無償トレードが発表され、22日に東京ドームで行われたDeNA戦に出場。わずか11日で試合復帰となれば、おかしな話と思うのも無理はありません。一方で『雨上がり決死隊』が解散となってピンになった宮迫は、闇営業からメディアに出るまで数年掛かっています。有吉の言う〝中田翔システム〟は、それほどまでに異質な存在なのでしょうね」（芸能ライター）
有吉の球界や中田選手への痛烈な皮肉に対し、ネット上では、
《中田翔システムは流石に笑う》
《有吉の言うことはごもっとも。例えが上手すぎるwww》
《さすが芸人さんと思わせる上手な皮肉ですが、本当にその通りの事が行われているんですよね…》
《有吉さんの言う通りで、球界はこんなことしていたら人気なくなるよ》
《さすが有吉先生、誰も踏み込みたがらない領域にしっかりと踏み込む。これからもスタンスを変えないで欲しい》などと大きな反響が起こっている。
芸能界も不祥事を起こした人物が簡単に復帰できる不思議な世界だが、そんな業界人から見ても球界は不可思議なのだろう。
