昨年12月に急逝した女優で歌手の神田沙也加さんと真剣交際していたことを公表していた、俳優の前山剛久が出演を予定していた舞台「ピアフ」(2月24日~3月18日、東京・シアタークリエ)を降板したことが5日、所属事務所の公式サイトなどで発表された。
松田聖子と神田正輝が揃って取材に応じた理由 報道合戦を見かねて芸能界の大物が動いた?
所属事務所は、《弊社所属俳優の前山剛久に関しまして、昨年末より心身に不調をきたし現在も治療を続けておりますが、いまだ仕事をすることが困難な状況にあるため、出演を予定しておりました舞台『ピアフ』を降板させていただくこととなりました》と報告。さらに、《治療に専念するため、当面は活動を休止させていただくことを併せてご報告申し上げます》とした。
舞台の公式サイトによると、すでに代役の俳優が決定しているという。
前山といえば、沙也加さんが亡くなった当日に札幌公演に出演予定だった舞台「マイ・フェア・レディ」で共演。
沙也加さんの死後、「週刊文春」(文芸春秋)が報じたところによると、沙也加さんは前山との関係に頭を悩ませ、宿泊していたホテルの部屋に前山宛の遺書らしきものを残していたことも報じられていた。
そして、発売中の同誌は、沙也加さんが亡くなる直前、前山と激しく口論する音声を入手。
同棲生活を始めることを決めていたにもかかわらず、前山が沙也加さんに無断で契約した別のマンションを巡って、2人が口論する様子を収めたもので、音声には「死ね」という表現も複数回出てくる。前山からの繰り返される厳しい言葉に、沙也加さんは涙声で応じていたのだ。
「状況が状況だけに、前山の所属事務所はさすがにクビにすることはできないだろうが、とんでもない事実まで発覚してしまっただけに、今後、前山に新規のオファーがあるとは思えない。前山は自ら芸能界引退を申し入れるしかないだろう」(芸能記者)
前山は復帰をあきらめるしかなさそうだ。