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渋野日向子 通算7アンダー2位急浮上「いい位置で笑顔で終わりたい」直ドラ「明日も」

 第3ラウンド、5番でティーショットを放つ渋野日向子(共同)

 第3ラウンド、5番でティーショットを放つ渋野日向子(共同)

 「米女子ゴルフ・ロッテ選手権・第3日」(15日、ホアカレイCC=パー72)

 11位から出た渋野日向子(23)=サントリー=が4バーディー、ボギーなしの68で通算7アンダーに伸ばし、首位まで3打差の2位に急浮上した。ルーキー年5戦目で今季初優勝と、2019年のAIG全英女子オープン以来のツアー2勝目が見えてきた。金孝周(キム・ヒョージュ、韓国)が通算10アンダーのままながら2日目からのトップを守った。            

 「先々週は嫌な、苦い思いをした。今週はいい位置で、笑顔で終わりたい」。渋野は中継テレビ局のインタビューで言い切った。2週前のメジャー戦、シェブロン選手権は2日目を終えて首位に立っていたが、3日目に5つ落とし急降下。最終日は盛り返したものの、4位だった。その悔しさを晴らす好機が、早くもやってきた。

 「外していけん所に外してしまっていた」という前半は全てパーでしのぐと、10番パー4で6メートルのバーディーパットを沈めた。11番パー5の第2打では“直(じか)ドラ”を3日連続で披露。グリーン手前まで運んでバーディーにつなげた。上位を意識して迎えた17番パー4は、第2打をピンまで約2メートルにつけて伸ばした。

 「直ドラは日に日に精度がよくなっている。明日も狙いたい」とショットには自信ありげな様子。風は時折ピンがしなるほど強まったが、この日フェアウエーを外したのは1度だけで、18ホール中14度のパーオンと安定感は抜群だ。

 現地でもファンは急増中。取材が終わると、多くの人にサインや記念写真をせがまれた。ハワイ開催のこの大会は、最終日に優勝者がフラダンスをするのが恒例になっている。しぶこのダンスを、たくさんのファンが待っている。

参照元:https://www.daily.co.jp/