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『恋マジ』SixTONESの挿入歌が視聴者から“ネタソング”扱いされるワケ

『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ公式サイトより)
『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ公式サイトより)

 ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)の第6回が5月23日に放送された。このドラマの挿入歌には、出演中の松村北斗(26)が属するアイドルグループ・SixTONESのニューシングル『わたし』が使用されており、このCDが6月8日にリリースされる。発売を目前に控え、この曲にファンからの期待が高まっているかと思いきや、なんとすでにネタ扱いされているのだ。

 このドラマの主題歌にシンガーソングライターのあいみょん(27)の新曲が使われることは元々伝えられていたが、初回放送時には挿入歌としてこの『わたし』がサプライズで流され、ファンは騒然。初回こそ、メンバーの美声を堪能できるラブバラードを絶賛する声が多く見られたが、ストーリーが進むにつれ「(挿入歌が)流れるタイミングがおかしい」「なぜわざわざ挿入歌としてこの歌を使うのか」といった声のほうが大きくなってきた。

 たとえば今回の場合、なかなか人に本音を言わない長峰柊磨(松村)に、広瀬アリス(27)演じる主人公の桜沢純は優しく「もっと頼って」と告げる。後日、20名のワイン愛好会によるレストラン貸切を請け負っていたにもかかわらず、岩橋要(藤木直人・49)が就職活動の面接でドタキャンしたため、柊磨がたった一人で店を回すことになってしまう。窮地に陥った柊磨は純に電話をかけて、初めて人を頼る……という展開だった。

 純や清宮響子(西野七瀬・27)、真山アリサ(飯豊まりえ・24)がヘルプに入り、なんとか店を回すことができた柊磨は初めて純に心を開き、「ありがとう」と告げるのだが、なんとこのタイミングで「ありえない~」と『わたし』の歌い出しが流れることに。

 まるで柊磨の歩み寄りを否定するかのようなこの挿入歌の入り方に視聴者は「いや、もうこれかえって制作側狙ってるでしょ」「『ありえない』って、このドラマの演出のほうがありえんわ」「真面目なシーンなのに、まさかの挿入歌で笑う」と、盛り上がっていた。

「ツッコミどころの多い当ドラマを、ラブコメディとして楽しんでいる視聴者が多いのです。そのようなドラマに、そもそもラブバラードが合っていないという声はこれまでも多くありました。しかし、このシーンで『ありえない』は確かにおかしいですね。視聴者が言う通り、制作側も笑いに走ってしまっているのかもしれません」(芸能ライター)

 盛り上がるのは結構だが、CDシングルのリリースが近づいてきているなか、すでにネタ枠となってしまっているこの曲をSixTONESファンは果たして手に取るのだろうか。

参照元:https://dailynewsonline.jp/