俳優の東山紀之（５５）主演のテレビ朝日系ドラマ「刑事７人」（水曜、後９・００）が７月１３日から放送され、ジャニーズＷＥＳＴの小瀧望（２５）が新加入することが９日、分かった。２０１５年の第１シリーズから人気を博している作品の第８弾で、小瀧は新専従捜査班に加わる東大卒、Ｚ世代のエリート新人役。東山は「臆することなく現場になじんでいて、頼もしいですし、さすが関西の方だなと感心している」と後輩に舌を巻いた。
個性あふれる刑事たちが超凶悪事件や難解な未解決事件に挑む人気シリーズ、シーズン８の始動に、東山は「ここまで続けさせていただけることは奇跡」と感慨深げだ。
今回、新専従捜査班に、小瀧演じる坂下路敏（ろびん）が新たに加わる。捜査は効率重視で、会議はシェアボックスからリモートで参加。足を使った聞き込みよりもＳＮＳを駆使し、堂本教授（北大路欣也＝７９）へのあいさつもリモート…というＺ世代の刑事だ。
長い歴史を持つドラマには初参加となる小瀧は「僕にできることがあれば全力でやりたい、と意気込んでいます」と気合十分。
北大路、吉田鋼太郎（６３）、倉科カナ（３４）らとの共演にも「大先輩に囲まれている環境は大好き」と臆せず、「大先輩たちの胸を借りるつもりで、食らいついていければ」「取りこぼさないように吸収していければ」と前を向いた。
「刑事７人」もジャニーズＷＥＳＴも７人組だけに、東山は「《７人》という数字に関しては、慣れているんじゃないでしょうか」と笑わせつつ、「新たな若い力をこのおじさんたち（笑）の中に注入してくれることを、楽しみにしています」と期待大。「彼の成長物語も見どころ」とアピールした。
小瀧の加入に加えて、開始早々、片桐（吉田）が「また一人抜けちまうか…」とつぶやく、突然の別れを予感させるセリフも。この夏、シリーズ史上最大の変革が起こることになる。
