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悪質プロバイダー営業の手口と対策

基本的に、固定インターネット回線というのは、回線提供事業者とプロバイダの二つを契約し、
初めて使えるようになります。
回線提供事業者と言うのは、NTT東西(フレッツ光)やKDDI(auひかり)のこと。
プロバイダというのは、OCNやYahoo!BB、そしてMOUやToppa!のことです。

今までは利用者が回線提供事業者・プロバイダ双方と契約をしていましたが、
これからは回線提供事業者は接続サービス事業者と回線利用の契約をし、
利用者は接続サービス事業者とのみ契約することが可能になります。

例をあげると
従来であれば、利用者は回線提供事業者(NTT東西)と回線(フレッツ光など)の契約をします。
そして同時に、プロバイダ(Yahoo!BB)とプロバイダ契約も結びます。

これが今後は、利用者は接続サービス事業者(ソフトバンクモバイル)とのみ契約をします。
そして接続サービス事業者はNTT東西と回線利用の契約をします。

利用者としては、契約が分かりやすくなると言うメリットがあります。
接続サービス事業者としては、回線と一体化する事により、プロバイダの様に簡単に変更されない様になりますし、
幅広いサービスの展開が可能になります。

次に参考情報の提供をします。

相手「この度、この地域のインターネットを請け負う事になりました、株式会社○○の××です。」
  「大切なお話があって本日伺いました、現在フレッツ光をご利用の方でお間違いないですか?」

会社名を失念してしまったのが残念ですが、これ、プロバイダの営業ですね。

もちろんこの営業も、ある程度マニュアルの様な物を用意して、それに沿って行われます。
と言う事は、そのマニュアルを崩してやればこちらの物です。

私の返答はこれ
「地域のインターネットを請け負うのに、どの家庭がフレッツ光を使っているのか確認していないんですか?」

すると、やはり相手は予想していなかったのか、しどろもどろになりながら
「あ、いえ、どの部屋が(我が家はマンション)ご利用でいらっしゃるのかは聞いていないので・・・」
「大切なお話になりますので、回線を教えて頂けませんか。」
と。

なかなか頑張る営業さんですね。
もっと他の商売をすれば仲良くなれたのかも知れないのに・・・

こうなれば返事は一つです。
「プロバイダは変えませんよ。」

この一言だけで、相手は「失礼しました」と言って帰って行きます。

これは、私がヒマだった(あとは記事のネタになりそうだった)から相手をしただけですが、
本来であれば最初のトークの時点で「必要ありません」「要りません」と答えるのがベストです。

たまに相手に気を遣って「結構です」と言う人が居ますが、これは良くありません。
営業の世界では「結構です」の返事はYESと受け取る様に教育されます。

訪問営業・電話営業の相手に気を遣う必要はありません。
必ず「必要ありません」「要りません」と答えるようにしましょう。


ちなみに・・・
どんな営業でも、必ず訪れた家に対し、反応を記録していきます。
「契約が取れた家」「好印象」「そこそこ」「契約の望みなし」「不在」
と言った形です。

相手も仕事ですから、「契約の望みなし」とされれば、少なくともその会社が再度来る確率は低くなります。
相手にとって悪い客(望みのない客)になる事が、一番の対処法だったりするんです。