火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)の第1話が20日に放送され、平均視聴率が9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが各社で報じられている。
綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら、自分らしさを見つけていく姿を描くラブストーリーが描かれる本作。第1話は、インテリアメーカーの広報として、インフルエンサーとしても活躍するヒロイン・真柴くるみ(川口春奈)は、マンションの契約更新を忘れていたせいで部屋を追い出され、唯一の女友だちの紹介でルームシェアを始めることになり――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
ルームシェアするメンバーの1人には、キッチンカーを営む料理人でミニマリストの藤野駿(横浜流星)がおり、初回から真逆の性格の2人が衝突し合うという展開に。また、くるみが駿に仕事の依頼をしたことからひと悶着が起きる場面あったという。
「会社の新店舗のオープニングパーティーのケータリングを、急遽駿に頼んだくるみでしたが、依頼したその場で無理矢理試食を作らせ、できた料理を一瞥し、『ちょっと地味かな』と指摘。味には自信がある駿が『つべこべ言ってないで食べろ』と怒るも、『これじゃSNSに上げても……』『このイベント自体SNSで拡散してもらうためのものなのね?』と理屈を並べて試食せず。しかし、全く意に介さない駿に対し、最終的にくるみは『そんなんじゃ誰とも仕事できなくなる』と説教までし始め、結局駿は出店を辞退していました。このくるみの態度に、視聴者からは『頼んでる立場でしょ…?』『感謝せず最初からダメ出しは自分勝手すぎる』『なんでずっと上から目線なの?』といった批判が続出しています」(ドラマライター)
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始終上から目線のくるみに視聴者から不満が集まっていたが、逆に駿にも呆れ声が集まったという。
「くるみが無理矢理頼んでは来たものの、仕事を受けると決めたのは駿自身。にも関わらず、クライアントの要望はまったく聞かず、自身のスタンスは全く崩さない様子に、視聴者からは『子どもか?』『こだわり強すぎて地雷っぽい』という苦言が集まることに。仕事へのスタンスも、純利益が月10万円稼げればそれ以上営業しないという現実離れしたものとなっており、ネットからは『自営業なのにこだわりが謎』『月10万で生活できないでしょ』という指摘も集まっていました」(同)
とは言え、視聴者からは今後の2人の関係性の変化に期待する声も集まっている。極端な2人の性格が上手く中和される日は来るのだろうか――。