2020年10月に放送スタートしたテレビ朝日系の深夜バラエティ番組『マッドマックスTV』のMCが交代することになった。お笑いコンビのかまいたちに代わり、ニューヨークの2人と、さらば青春の光・森田哲矢の3人が司会を務めることが9月28日放送分で発表された。
『マッドマックスTV』は、「地上波で流してほしいが、何かと問題がありそうなVTR」を芸人たちが持ち込み、かまいたちが紹介するという内容。深夜放送にもかかわらずコアな人気を博し、「ひろゆきの論破シリーズ」はYouTubeで500万回以上も再生される回もあるなど大きな話題を呼んだ。
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だが、ネットでは今回のMC交代に対し多くの批判的な意見が相次いだようだ。
ニューヨークは、5月にかまいたちの2人が新型コロナウイルスに感染した際、代打MCとして出演した経緯があり、新MCへの抜擢は妥当にも思えるが、問題はさらば青春の光だ。
出演するのは森田だけで、相方・東ブクロの出演は今のところ発表されていないのである。
ネットではニューヨーク、森田がMCになると発表された直後、「あれ?東ブクロはいないの?」「森田さん単独なの?」「東ブクロさんも出してほしい」「マッドマックスというタイトルなら東ブクロの方が似合っている」という意見が相次いだ。
東ブクロといえば、一般女性を2度妊娠させ、トラブルになっていることが2021年4月に週刊紙で報じられて以来、活動休止には至っていないものの表舞台からは遠ざかり、テレビには森田単独で出演することがほとんどである。
「マッドマックス」=「最大限に狂っている」という意味なら、MCは森田より東ブクロの方がはるかに適任だとするネットユーザーが続出。「東ブクロの方がマッドマックスだろ」「この番組こそ東ブクロをメインに添えるべし」「タイトルに偽りがある」といった声も出ていた。
『マッドマックスTV』は初期こそタイトル通り「攻めた」企画が多く、レギュラー陣には東ブクロ同様女性トラブルを起こしていた元NHKのフリーアナウンサー・登坂淳一が出演していたが、今年3月で降板。以来、初期の頃にあった「危なさ」は鳴りを潜めてしまった。
東ブクロがキャスティングされなかったのは、前述の女性問題が原因である事は間違いないと思われるが、やはり「マッドマックス」をタイトルにするなら、番組側ももう少し攻めた姿勢を見せてほしいところだ。