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『恋です!』最終回“あのシーン”は「アドリブ」脚本家が明かした裏話に驚きの声

『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』日本テレビ公式サイトより
『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』日本テレビ公式サイトより

 12月15日に杉咲花(24)と杉野遥亮(26)が出演する連続ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日本テレビ系)の最終回(第10話)が放送され、平均視聴率は前回より1.1ポイント増で自己最高となる9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ドラマ終了後にドラマ脚本を手掛けた松田裕子氏が明かした裏話にも大きな反響が集まっている。

 同ドラマは、弱視の主人公・赤座ユキコ(杉咲)と心がピュアなヤンキー少年・黒川森生(杉野)による新感覚ラブコメディ。両想いになった2人だったが、森生の仕事を後押しするためにユキコが別れを選択。また、ユキコの姉・イズミ(奈緒・26)は金沢獅子王鈴木伸之・29)に想いを寄せるも“思い人”が男(森生)であると告白され、恋が実らないと悟ったイズミは、獅子王を“推し”として応援することにしたのだった。

 最終回は森生の仕事を後押しするためにユキコが別れを選択した1年後、緑川花男(戸塚純貴・29)と橙野ハチ子(生見愛瑠・19)の結婚式からスタート。森生は、転勤先の鹿児島が九州から撤退したことで退職し、戻ってきていた。森生と再会したユキコは、「一人ではできないことでも、誰かと一緒ならできることが増える」ということに気付き自分の夢を叶えるために調理学校に通うことを決意。

 また、森生もユキコのためにキッチンカーを購入しており、店を手伝ってほしいとお願い。「私は黒川といるときが一番楽しくて、世界が広がる。だから私は黒川と一緒にいたい」というユキコを、黒川が抱きしめる……というハッピーエンドの結末を迎えた。

 なお、体調を崩したときに一番にイズミの顔が浮かんだという獅子王は、心配して看病しにやってきた森生に「俺は…森生のことが好きだった。今までずっと溜め込んでた」と、これまで秘めていた森生への思いを告白。

 すると森生は笑顔で「照れんじゃねえか」と答え、「俺はユキコさんのことが…だからなんて答えるのが正解なんだ?」と悩みながら、「ありがとう」と返答。そして、獅子王は改めてイズミに自分の気持ちを打ち明け、新たにイズミと獅子王カップルが誕生したのだった。

 このシーンについて、脚本家の松田氏は自身のツイッターで「『森生だったら』という杉野くんのアイディアを聞いたらとてもよかったので、それを生かして台詞を書きました」と明かしており、ネット上では「杉野くんすごい、森生を生きてる」「このシーンの森生の返し、ほんとによかったです!」と絶賛の声が続出。

 さらに、ユキコの盲学校の友人である紫村空(田辺桃子・22)と青野陽太(細田佳央太・20)の関係も進展し、宮村から「キスしてみる?」と言われた青野が若干パニックになりつつ、「召し上がれ」と返したシーンについては「あと、青野くんの『召し上がれ』はアドリブです」と明かしており、「アドリブであのセリフは素晴らしい!」「思わず噴き出したあのセリフがアドリブだったとは」との声も集まっている。

「最終回で、それぞれの恋を実らせハッピーエンドになった登場人物を見て視聴者も幸せに感じた人が多かったようです。原作漫画はまだ続いてますし、早くも『このあとの展開も見たい!』『絶対、絶対、絶対続編やってほしい!』と熱い声が寄せられています」(芸能ライター)

 ここから先の登場人物たちが、どんな物語を紡いでいくのか……。ぜひとも続編に期待したいところだ。

 

参照元https://dailynewsonline.jp/