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キムタク 学園スポーツドラマ初挑戦 2年ぶり連ドラ主演 ボクシング部コーチ就任

 学園スポーツドラマに初挑戦する木村拓哉

 学園スポーツドラマに初挑戦する木村拓哉

 俳優・木村拓哉(49)が、4月期のテレビ朝日系ドラマ「未来への10カウント(仮)」(木曜、後9・00)に主演することが6日、分かった。木村の連ドラ主演は人気ドラマシリーズ「BG~身辺警護人~」の第2弾放送(同局系、2020年)から約2年ぶり。愛妻に先立たれ生きる希望をなくした男が高校のボクシング部コーチに就任し、情熱を取り戻していく物語で、木村は学園スポーツドラマに初挑戦となる。

 木村が演じる主人公・桐沢祥吾は、高校時代にボクシングで4冠を達成したが、大学時代にある理由でボクシングを断念。その後、最愛の妻を亡くし、さらなる不運に見舞われ、生きる希望を完全に喪失していた。そんな折、母校のボクシング部にコーチとして戻ることになり、汗まみれでサンドバッグを打つ高校生たちの姿に、情熱がよみがえり-という青春群像劇だ。

 これまで数々のドラマに主演し、剣豪・宮本武蔵からボディーガード、天才シェフ、医者などありとあらゆる役柄を演じてきた木村。今作のどん底にあえぐ主人公について「ここまで物語のスタート時点で腐っている人間は、これまで演じたキャラクターの中でもまれに見る存在」と解説する。

 現在の心境を「周りにいてくれる人たちの存在の豊かさによって徐々に目に光を宿していく感覚を、どんなバランスで演じていくか…。台本にはない挿絵を想像しながら、今まさに探っている最中です」と吐露し、“人生のリング”へ返り咲くさまを丹念に演じていく覚悟だ。

 脚本を務めるのは、代表作「HERO」シリーズ(フジテレビ系、01~15年)や「CHANGE」(同、08年)を手掛けた福田靖氏で、7年ぶりにタッグを組む。「今回は、自分が本格的にやったことのない“ボクシング”という、福田さんからの新たなパスもある!それをどうさばいていくべきか…」と新たな“ミッション”にも真っ向から挑戦。「“新しい空気をまとった作品”を作りたいです」と新境地開拓へ意気込んでいる。

参照元https://www.daily.co.jp/