エンゼルス・大谷(AP)
エンゼルスは前日の乱闘の罰則で計9人が処分を受けた。10試合の出場停止処分を科せられたネビン監督代行不在の中、チームは4―3で
ホワイトソックスとの接戦を制した。
大谷翔平は3回に2試合ぶりの安打。3打数1安打、1申告敬遠だった。
試合直前、
MLB機構が前日の乱闘で厳しい処分を発表した。ネビン監督代行は故意
死球を主導したとして最も多い10試合の出場停止。この日の代役は、自身も2試合の出場停止処分を科せられた
モンゴメリー・ヘッドコーチで、「監督代行の代行」として指揮を執った。
異例の状況の中だったが、チームは奮起した。7回に逆転されたが、直後に無死一、二塁からベラスケスがきっちりと犠打で送って好機を広げ、ウォードが逆転の2点
二塁打。鮮やかに決めた。
試合開始の数時間前に代行の代行が決まった
モンゴメリー・ヘッドコーチは試合後「監督はいつもとは違う。責任があるし、試合中、何が起こってもいいように準備しないといけない。選手は最後まで粘って、接戦を物にしてくれた」。大谷、トラウトらに見せ場はなくても、投打がかみあって勝ちを拾った。
ネビン監督代行は残り9試合、不在。この日登板した守護神のイグレシアスは2試合、テペラは3試合、どこかでチームを離れなければならない。「今いるみんなでやるしかない」と、この日3安打のマーシュ。この苦しい状況下で、大谷ら選手が踏ん張って再び浮上できるか。
参照元:https://www.msn.com/