3日放送の『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)で紹介されたシカ肉の刺身が、物議を醸している。
問題となっているのは、お笑いコンビ・U字工事とタレントの石原良純がロケを行った、JR大阪駅に繋がる地下街の飲食店を紹介する企画での一幕。その中で、ジビエ料理を中心とした居酒屋が取り上げられた。
その中で注文したのが「シカもも肉の刺身」。鳥取の猟師から直接仕入れた新鮮なシカ肉を使用していると言い、表面はさっと湯がいて火を通しているとのこと。しかし、中は真っ赤で、完全に生であることが分かる一品となっていた。
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これにU字工事は「柔らかい」「クセないですね」などと絶賛。良純も「力強い味」と評していた。また、この店は高級ジビエを格安で提供しているため、行列が絶えないと紹介していた。
しかし、このシカの刺身について、産婦人科医の宋美玄氏はツイッターで「テレビで紹介していましたが、シカの刺身は危ないです」と注意喚起。厚労省の公式ホームページにも「生または加熱不十分な野生のシカ肉やイノシシ肉を食べると、E型肝炎ウイルス、腸管出血性大腸菌または寄生虫による食中毒のリスクがあります」「ジビエは中心部まで火が通るようしっかり加熱して食べましょう」と記されている。
この放送にネット上からも「テレビで紹介するな」「E型肝炎のリスクあるのに…」「恐ろしすぎる」「国からダメって言われてるもの放送するのどうなの」「鮮度の問題じゃない」という声が集まっていた。
中心部まで火が通っていないシカ肉を紹介した番組側に、疑問の声が集まっていた。