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大谷翔平、エンゼルス売却騒動で浮き彫りになる「強豪移籍?500億残留?」天国と地獄

大谷翔平
大谷翔平

 大谷翔平(28)が人生の岐路に立っている。

 所属するエンゼルスのオーナー、アルテ・モレノ氏が「球団売却を検討する」と明言したからだ。

モレノ氏は、76歳と高齢。経営を託せる後継者もいないことから、今が“売りどき”と判断したんでしょう。彼がオーナーに就いた2003年当時の買収額は約253億円。ただ、球団の資産価値は今や、約3000億円に跳ね上がっていますからね」(スポーツ紙大リーグ担当記者)

 となると、焦点となってくるのが、資産価値“爆上げ”の最大の功労者とも言える大谷の去就だ。

 大リーグ評論家の福島良一氏は、こう解説する。

「来季のワールドシリーズ終了までは、大谷の保有権は球団にある。彼が残留してくれたほうが当然、高く売ることができるわけですから、球団としては、まず契約延長交渉に臨むことになるはずです。その際、鍵を握るのは契約年数。今季開幕前の事前交渉でも、そこで折り合いがつかずに不調に終わっていますからね」

 確かに、大谷の二刀流は、ケガのリスクも単純に2倍。球団側が残留を希望しても、長期契約に二の足を踏むのも分からなくはない。だが、大谷は引く手あまたの存在。来季オフにFAになれば、手を挙げる球団はいくらでもあるはずだ。

 現地では、FAなら10年クラスの複数年の超大型契約を予想。慰留する場合、エンゼルスは約500〜540億円が必要になりそうだという。また、“生涯エンゼルスなら5億ドル(約682億円)”と報じたメディアもある。

「残留、移籍のどちらにしても、そのあたりの額が目安にはなる。球団の譲渡先が決まるまで1年以上を要するともいわれていますから、あとは双方が、それをどう判断するか」(前同)

 福島氏は「単年契約での残留もありうる」とも指摘するが、球団側にすれば、いずれ大谷が移籍するなら、トレードで若手有望株を複数獲得したほうがメリットが大きいという見方もある。

「実際、エンゼルスのファームは、大リーグ公式サイトの格づけでも30球団中最下位。もう一人の“金看板”であるマイク・トラウトは、30年までの長期契約でトレード拒否権まで持っていますから、大谷放出でチーム強化に舵を切る可能性も考えられます」(前出の大リーグ担当記者)

参照元:https://dailynewsonline.jp/