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女優の“性加害告発”「南果歩舞台中止」がジャニーズWESTに飛び火!?ファンざわつき「#MeToo」騒動のウラ

ジャニーズWESTの神山智洋が表紙を飾った音楽雑誌『MG』の表紙(画像は『MG』公式ツイッター@mg_tnsより)
ジャニーズWESTの神山智洋が表紙を飾った音楽雑誌『MG』の表紙(画像は『MG』公式ツイッター@mg_tnsより)

 近年問題視されている映画や演劇界隈における演出家や監督、プロデューサーよる、立場を悪用した性加害。それを訴える「#MeToo運動」が活発化しているが、12月15日には新たに劇団『DULL-COLORED POP』主宰で作家・演出家である谷賢一氏が告訴ならびにハラスメント行為を告発され、世間をざわつかせている。

 今回性被害を告発したのは、同劇団の団員である女優の大内彩加。2018年6月から2021年3月まで「日常的に胸やお尻を触る」「卑猥な言葉をかける」「卑猥な内容のLINEを送る」などなど多くの性被害を受けたこと、それ以外にも「物に当たる、態度に大きく不快感を出しながら稽古をする」「急に人を叩く、蹴る」などなどハラスメント的な行為をしてきたことなど、具体的な内容を『note』に書き記して告発したのだ。

 谷氏はこの一件について、公式ブログにて明確に否定。

《彼女の文章は事実無根および悪意のある誇張に満ちており、受け入れられるものではありません。訴状が届いていないため起訴内容については確認できておりませんが、司法の場で争う所存です》(12月15日のブログより)

 しかし、騒動の影響は大きく12月16日に予定されていた谷氏の携わった舞台『家を壊す-他、短編-』は中止。谷氏は同日に、所属していた劇団「青年団」も退団している。

 主演女優だった南果歩(58)は16日にインスタグラムで《公演中止は残念でなりません》としつつも、

《公演中止は残念でなりませんが、しかし、勇気を持って実名で告発した方の心情を思うと、本当にいたたまれません。 人間の尊厳は決して犯されてはなりません。

 どんな状況下においても。》

 と、告発者である大内を気遣うコメントをつづっている。

 ハラスメント騒動は、映画監督の園子温(60)や俳優の木下ほうか(58)の件も記憶に新しいが、またしても新たな騒動が起きてしまった。

■ジャニーズ界隈がざわついた理由

「非常に根深い問題ですが、今回の一件が思わぬ界隈でも話題になっていますね」(女性誌ライター)

 その界隈とは、ずばり「ジャニーズWEST」のファンたちのこと。

「原因はメンバーの1人である神山智洋さん(29)が、2021年11月3~9日(サンケイホールブリーゼ)と12月5~23日(東京グローブ座)に舞台『LUNGS(ラングス)』で主演を務めていたこと。ダンカン・マクミランの戯曲が原作でしたが、この演出をしていたのが今回騒動の渦中にいる谷さんだったんです。

 そして、この舞台では“女優の降板”があったんですよね」(前同)

『LUNGS(ラングス)』は当初2021年10月10日に東京グローブ座でスタートする予定だったが、同月6日に谷村美月(32)が降板を発表。奥村佳恵(33)を代役に据え、準備の都合などもあり10月の公演は中止し、12月に振替公演を行なったのだ。

「谷村さんの場合は、持病の呼吸器疾患を起因とするパニック発作を発症したことが理由のため関係ないとは思いますが、どうしてもなんらかの関りを連想してしまいますよね……。

 これ以上、ジャニーズや関係ない役者などに、騒動が飛び火しないことを願うばかりです」(前同)

 思わぬ余波を生んでいるこの騒動。行方が注目される。

参照元:https://dailynewsonline.jp/