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「舞いあがれ!」最終回 福原遥「まだ私の中には舞が」夢実現に「グッとくるものがありました」

 ヒロイン・舞を演じた福原遥

 ヒロイン・舞を演じた福原遥

 昨年10月にスタートしたNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」が31日、最終回を迎えた。ヒロインの岩倉舞を演じた女優の福原遥(24)は「まだ私の中には舞がいるので、最終回というのは不思議な気持ちがしています」とコメントを寄せた。

 昨年4月8日にクランクインした福原は「物語を通して、舞と一緒に私も成長していくような感覚でした」と役とともに歩んできた。「心優しいのはもちろんですが、舞がいつも周りのことを見て周りのために行動するところがすてきで、彼女の生き方や考え方は私に大きな影響を与えてくれたと思います」と振り返った。

 最終回の撮影では、長崎・五島のエキストラが約300人集まった。福原は「なかには船で移動しなければならない場所から来てくださった方もいて、島の皆さんの温かさや愛情をすごく感じました」と明かし、空に飛び立つシーンには「“お父ちゃんの工場で作った部品で空を飛ぶ”という夢を実現できたというところには私自身もグッとくるものがありました」と述べた。

 福原は「『舞いあがれ!』は、ちょっとつまずいた時や落ち込んだ時などに、『一歩一歩自分なりに頑張ればいいよ』と背中を押してくれる作品だと思います」とも述懐。「多くの方が温かく心優しい言葉で『舞いあがれ!』を応援してくださり、そのひとつひとつの言葉に励まされていました。ご覧になってくださる方々と一緒に歩んだ半年間だったと思います。本当にありがとうございました」と感謝した。

 4月1日には、1週間の振り返りが放送される。ナレーションは2月でNHKを退局し、フリーに転身した武田真一アナウンサーが担当する。

参照元https://www.daily.co.jp/