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玉川徹氏「菅総理はなんでそんなに観客を入れたいんだ」田崎氏の回答に疑問「できるわけがない」の声も

画像はイメージです
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 7日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、菅義偉総理大臣に疑問の声を上げた。
 
 オリンピック開会式まであと約2週間と迫ってきた。大会組織委員会の前会長・森喜朗氏は昨日、「私は早くから無観客について、その予定で物事を立てていった方がいいと申し上げてきた」と“無観客論”を強調。

 また、番組の取材によれば、自民党の大臣経験者が「菅総理にはリーダーシップがない。オリンピックも早く無観客にすればいいのに後手後手だ。やはり都議選の惨敗もオリンピックが大きかったと思う。無観客が民意だ」と痛烈批判したことが明らかになっている。

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 それでも菅総理は、自民党幹部から「国民はみんなが無観客がいいと思っていますよ」と進言されても、「自分だけでは決められない」と答え、決断を躊躇しているという。
 
 そんな中、この日、スタジオにいた政治ジャーナリストの田崎史郎氏が「言うと怒られるかも分かりませんが」と前置きしつつ、「組織委の中では『細々と5000人で開会式ができないか』という声もあるんですね」と内情を暴露した。

 これに対して、玉川氏は「選挙もそういう結果が出て、それに影響を受けた政府関係者や自民党の方々がもう『無観客』ということを言い始めているという状況の中で、それでもまだ決めない菅総理は、なんでそんなに観客を入れたいんだろうと、逆に。なんで、そんなに観客を入れたいんだろう? 5000人でもいいから入れたいと言っているのは何なんですか、本音は。なんで、そんなに入れたい?」と繰り返し激高。

 田崎氏は菅総理の思惑として、「それはできるだけ正常な形のオリンピックに近付けたいと。普段は観客がいるわけですからね。その思いだと思いますよ」と推測。これにネットでは「正常にできるわけがない」といった指摘の声も上がった。

 だが、コメンテーターの浜田敬子氏は「五輪でそこまでやるんだったら、私たちの日常生活、なんでこんなに制約されなきゃいけないの?って気持ちに皆さんがなってもおかしくない」と行動制限が求められる中、有観客は矛盾していると主張していた。ちなみに来週以降、首都圏の飲食店の酒類提供が再び終日自粛するという方向で進めているとも番組は伝えていた。史上最も盛り上がらないオリンピックになりそうだ。

 

 

 参照元https://dailynewsonline.jp/