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藤井聡太竜王 最年少五冠へ王手も「内容的には課題が多い」!開幕3連勝も反省

渡辺王将(右)と感想戦を行う藤井竜王(左)=日本将棋連盟提供

渡辺王将(右)と感想戦を行う藤井竜王(左)=日本将棋連盟提供

 将棋の藤井聡太竜王(19=王位・叡王棋聖の四冠)が渡辺明王将(37=名人・棋王との三冠)に挑む第71期王将戦七番勝負第3局2日目が30日、栃木県大田原市「ホテル花月」で指され、135手で藤井竜王が勝利。開幕3連勝で、史上4人目で最年少となる五冠、最年少王将に王手をかけた。

 藤井竜王の先手で相掛かりに。穏やかな進行で1日目を終え、2日目も互角の中盤戦が繰り広げられた。藤井竜王は「封じ手の後に失敗したと思っていて、どう勝負していくかという局面が続いた」と構想力の問われる中で、細い攻めをつなげた。「進んでみてちょっと足りないという感触」の中でなんとか優位を奪い、終盤で拡大。最後は即詰みに討ち取った。

 3連勝という結果にも「内容的には課題が多いかなと思うので、次の対局に反省を生かせるようにしたいと思います」と淡々と語った。4連覇がかかるもカド番に追い込まれた渡辺王将は、次局も「やることは変わらない」と冷静に答えた。

 第4局は2月11、12日に東京都立川市の「SORANO HOTEL」で指される。

渡辺王将(左手前)に勝利した藤井竜王(右)。終局後、大勢の報道陣に囲まれる=日本将棋連盟提供

渡辺王将(左手前)に勝利した藤井竜王(右)。終局後、大勢の報道陣に囲まれる=日本将棋連盟提供

参照元https://www.daily.co.jp/