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侍スラッガー・エンゼルス大谷翔平&カブス鈴木誠也「大ブレーキの理由」と「復調の兆し」

画像はイメージです
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 “日本の4番”鈴木誠也(27=カブス)と“至宝”大谷翔平(27=エンゼルス)。開幕から1か月がたったが、両者の打撃に心配の声が上がっている。

「鈴木は4本塁打、打率4割超の活躍で週間MVPを獲得するも、急ブレーキ。4月の月間最優秀新人に選ばれましたが、直近の打率1割台と苦しんでいます。一方の大谷も、投手では圧巻の投球も、打撃の迫力はいま一つ。昨年の同時期と比べても、数字はやや物足りない状況です」(スポーツ紙MLB担当記者)

 とはいえ、長いシーズンでは好不調の波があって当然。そのうえ、今季はMLB全体の傾向として、“投高打低”なんだとか。大リーグ評論家の福島良一氏が、解説する。

「史上最多の本塁打数を記録した、2019年シーズン後に導入された“飛ばないボール”が最大の要因。実際、1試合あたりの平均本塁打数も、昨季の1.22から、0.92へと大きく減少しています。現時点で、両リーグを通じて本塁打を2ケタに乗せた選手がいないのが象徴的です」

 ボールの生産が追いつかなかった昨季は、試合球に新旧が混在。それが今季、完全に置き換わったという。

「開幕1か月時点のリーグ全体の平均打率が、2割3分3厘。これは、MLB史上最低の数字です。ただ、これから気温が上がれば自然と飛距離も伸びてきますし、心配する必要はないと思いますが」(前同)

 実際、10日のレイズ戦で、大谷は自身初となる満塁弾を含む2打席連続アーチを放つなど、復調の兆しを見せている。

「マドン監督も“改善のサイン”として挙げた逆方向への打球が増加中。大谷自身、“去年より飛ばない印象”と、この1か月を振り返っていますが、残り1本(本稿締め切り時点としたメジャー通算100本塁打へ、意欲も示しています」(前出のMLB担当記者)

参照元:https://dailynewsonline.jp/