櫻坂46の渡邉理佐(23)が22日、東京・国立代々木競技場第一体育館でグループからの卒業コンサートを行った。2015年、前身の欅坂46に1期生で加入。オープニング曲「無言の宇宙」を歌い終えると7年間の軌跡をたどるスライドショーが流され、「昔の映像を見ていると懐かしくて。最初からジーンと来て、ウルっときました」と胸を熱くした。
アンコールでは純白ドレスに身を包み、一人でステージに登場。「うれしいこと、楽しいこと、つらいな、苦しいなと思うこと、たくさん経験しました」と歩みを振り返るうちに涙があふれ、声を詰まらせた。
1万2000人からの激励の拍手に応えるように「逃げたいなと思うこともあったけど背中を押してくれたのが皆さんの存在。グループにいられたことが本当に誇り」と旅立ちのスピーチを続けた。
欅坂も含め、グループ初の卒コン。20年の改名後は封印していた「二人セゾン」などの欅坂ソングも“解禁”し、20曲のラスト唱で思い出を作っていた。